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使わなくなったオイルヒーター、買い替えで余ったもの、暖まりが悪くなったもの——暖房器具の片づけで出てくる品です。重くて大きく、中にオイルが入っているので「何ごみ?オイルは抜く?」と迷いやすいところです。オイルヒーターは粗大ごみが基本で、中のオイルは自分で抜かないのが大切なポイントです。この記事では、オイルヒーターの捨て方を、オイルの扱いや石油ファンヒーターとの違いとあわせて、自治体の公式ルールをもとに整理します。
オイルヒーターは「粗大ごみ」が基本
オイルヒーターは、重くて大きい暖房器具なので、多くの自治体で粗大ごみになります。手放すときの流れは次のとおりです。
- 自治体に申し込む:電話やネットで粗大ごみの収集を予約する。
- 手数料分の処理券を貼る:コンビニなどで購入して貼り、指定日に出す。
- 使えるものは買取・譲渡:冬物家電で需要がある。
オイルヒーターは、電気で内部のオイルを温めてからだを暖める機器で、ファンのないやわらかな暖かさが人気です。重さがあるので、搬出に注意が必要です。まずは自治体ごとのルールと、オイルの扱いから見ていきましょう。
横浜市・名古屋市の例
横浜市では、オイルヒーターは粗大ごみです。まず粗大ごみの申し込みをし、収集日当日に収集シールを貼ったオイルヒーターを出すか、自分で自己搬入ヤードに持ち込みます。申し込みは電話・LINE・チャット・インターネット受付から可能です。
名古屋市でも、オイルヒーターは粗大ごみです。電話かインターネットで申し込み、手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入して貼り、収集日当日の朝8時までに出します。名古屋市では「オイルが抜けない場合は収集しない→販売店・メーカーに相談」と案内されていますが、後述のとおりオイルヒーターのオイルは密閉されていて自分では抜きません。「お住まいの市区町村名+オイルヒーター」で確認しておきましょう。
オイルは自分で抜かない(密閉式)
オイルヒーターの中にはオイルが入っていますが、このオイルは密閉されていて、自分で抜くことはできません。石油ストーブのように燃料を補給するタイプではなく、工場で封入されたオイルを電気で温めて使います。
无理に穴を開けてオイルを抜こうとすると、オイルが漏れて危険ですし、回収もできなくなります。そのままの状態で粗大ごみに出します。名古屋市などで「オイルが抜けない場合は収集しない」とされているのは、一部の業務用などでオイルを抜く必要があるケースを指します。家庭用の密閉式で判断に迷ったら、自治体や販売店・メーカーに確認すると安心です。
石油ファンヒーター・電気ストーブとの違い
オイルヒーターは、石油ファンヒーターとは別物です。石油ファンヒーターは給油タンクに灯油を入れて使うので、捨てる前に灯油を抜いておく必要があります。一方、オイルヒーターは密閉されたオイルを電気で温めるので、灯油を抜く彜要はありません(中のオイルも抜かない)。
また、電気ストーブ・ハロゲンヒーターとも違います。電気ストーブは小さめで不燃ごみになることもありますが、オイルヒーターは大きく重いので粗大ごみが基本です。電気ストーブやファンヒーター本体の手放し方は、電気ストーブ・ハロゲンヒーターの捨て方もあわせて確認できます。タイプによって扱いが違うので、自分の暖房器具がどれなのか確かめましょう。
重いので搬出に注意
オイルヒーターは、中にオイルが入っている分、見た目より重いことが多いです。粗大ごみの収集場所まで運ぶときは、腕や腰を痛めないよう、無理のない姿勢で持ちます。キャスター(車輪)付きのものは、転がして運べます。
階段の上下や、狭い珄関を通るときは、壁や床を傷つけないように注意します。一人で運ぶのが難しい場合は、無理をせず、家族に手伝ってもらうか、後述の回収サービスを利用する方法もあります。重い品なので、ケガに気をつけて搬出しましょう。
家電リサイクル法の対象ではない
エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などは家電リサイクル法の対象で、リサイクル料金がかかりますが、オイルヒーターは家電リサイクル法の対象ではありません。そのため、自治体の粗大ごみで手放せます。
電気で動く暖房器具ですが、リサイクル法の対象品目には含まれないので、一般の粗大ごみとして手数料を払って出します。相場は、地域によって違いますが、数百円から数千円程度が目安です。リサイクル法の手続きは不要なので、粗大ごみの申し込みだけで手放せます。
解体はしない
「小さくして普通ごみで出せないか」と思うかもしれませんが、オイルヒーターは解体しないでください。内部にオイルが封入されているので、無理に分解するとオイルが漏れて、手や床が汚れたり、危険な目にあったりします。
金属のフィン(放熱板)が連なった作りで、頑丈にできています。そのままの状態で粗大ごみに出すのが、安全で正しい手放し方です。重くて大きい分、搬出だけに注意して、本体はそのまま出しましょう。
まだ使えるものは買取・譲渡で
状態のよいオイルヒーターは、買取・譲渡に回せます。とくに、人気メーカーのものや、タイマー・リモコン付きの高機能モデルは、冬の暖房器具として中古でも需要があります。シーズン前(秋~初冬)は、とくに需要が高まります。
譲るときは、電源が入り、やけどや異常なにおいがないかを確かめ、ほこりを拭いてきれいにすると評価が上がります。リモコンや取説書があると、査定が高くなります。重いので、宅配便で送る場合は送料も確かめます。古いものや動かないものは、無理に売らず粗大ごみで手放します。
暖房器具をまとめて手放すとき
冬の暖房まわりの片づけでは、オイルヒーターのほかに、こたつや、ストーブガードなどがまとめて出てくることがあります。オイルヒーターは粗大ごみ、と仕分けると片づけが進みます。こたつの処分方法やストーブガード・ヒーターガードの捨て方もあわせて確認しておくと、暖房まわりをまとめて手放せます。
量が多いときや、重いものがいくつもあるときは、不用品回収のサービスを使うと、搬出の手間を減らせます。シーズンの終わりは、暖房器具をまとめて見直す良い機会です。
メーカー・販売店の引き取り
オイルヒーターの中には、メーカーや販売店が引き取りや下取りを行っていることがあります。買い替えのときは、購入先の店で古いものを引き取ってもらえるか確かめると、手間が減ります。名古屋市のように「オイルが抜けない場合は販売店・メーカーに相談」と案内されることもあります。
メーカー回収は、送料や手数料がかかることもあるので、自治体の粗大ごみと比べて選びます。まずは、お住まいの自治体の粗大ごみと、メーカー・販売店の引き取りのどちらが手軽かを確かめるとよいでしょう。
やってはいけない捨て方
オイルヒーターの処分で気をつけたい点は次のとおりです。
- オイルを抜こうとする:密閉式で抜けません。無理に開けると漏れて危険です。そのまま出します。
- 解体して普通ごみにする:オイルが漏れます。そのまま粗大ごみで出します。
- 石油ファンヒーターと混同する:別物です。オイルヒーターは灯油を使わず、抜く彜要もありません。
オイルは抜かず、解体せず、そのまま粗大ごみで出せば、安全に手放せます。
買い替え・処分のサイン
オイルヒーターは、丈夫で長く使えますが、次のようなサインが出たら買い替え・処分のタイミングです。電源が入らない、温まらない、こげたようなにおいがする、本体から異音がする、オイルがにじんでいる——こうした症状は、内部の不具合が考えられます。とくに、におい・異音・オイルのにじみがあるものは、使い続けず手放すのが安心です。
買い替えで古いものが出たら、粗大ごみで手放すか、状態がよければ買取・譲渡に回します。オイルがにじんでいるものは、譲渡や売却には向かないので、そのまま粗大ごみで出します。重いので、搬出の手間も考えて、自治体の粗大ごみか、メーカー・販売店の引き取り、不用品回収のどれが手軽かを比べて選びましょう。
オイルヒーターの処分でよくある質問
Q. オイルヒーターは何ごみで出せばいいですか?
重くて大きいので、粗大ごみが基本です。横浜市・名古屋市とも粗大ごみで、事前申込と手数料が必要です。家電リサイクル法の対象ではありません。
Q. 中のオイルは抜くべきですか?
家庭用のオイルヒーターはオイルが密閉されていて、自分では抜けません。そのまま粗大ごみで出します。石油ファンヒーターの灯油を抜くのとは別物です。
Q. 石油ファンヒーターと同じですか?
別物です。石油ファンヒーターは灯油を抜いてから出しますが、オイルヒーターは電気式で密閉オイルなので、燃料を抜く必要はありません。どちらも粗大ごみが基本です。
Q. 小さく解体して出せますか?
解体はしないでください。内部のオイルが漏れて危険です。そのまま粗大ごみで出します。重いので搬出には注意します。
Q. 使えるオイルヒーターは売れますか?
人気メーカーや高機能モデルは、シーズン前を中心に中古需要があります。電源やにおいを確かめ、リモコンをそろえて出すと査定が上がります。重いので送料も確かめましょう。
まとめ:粗大ごみへ、オイルは抜かずそのまま
オイルヒーターの処分は、粗大ごみが基本です。横浜市・名古屋市とも粗大ごみで、事前申込と手数料が必要です。家電リサイクル法の対象ではないので、一般の粗大ごみとして手放せます。
大切なのは、中のオイルを自分で抜かないこと。密閉式なので、そのまま出します(石油ファンヒーターの灯油を抜くのとは別)。解体もしません。重いので搬出に注意し、人気メーカーのものはシーズン前の買取も。メーカー・販売店の引き取りも選択肢です。こたつやストーブガードなど、ほかの暖房器具とまとめて見直すと、片づけが進みます。
家財をまとめて処分したいときは、こちらも参考にしてください。
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