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引っ越しや模様替え、本の整理にあわせて「本棚を処分したい」という場面はよくあります。本棚はカラーボックスのような組立式から、無垢材の大型タイプまで種類が幅広く、サイズや素材によって捨て方や費用が変わります。さらに中の本も一緒に出てくるため、「本棚と本、それぞれどう手放せばいいの?」と迷いやすい品目です。
この記事では、本棚の処分方法を6通りに整理し、費用の目安、カラーボックスの解体、本棚の中の本の捨て方、買取相場までまとめて解説します。タンスやデスクなど他の家具とあわせて、自分に合った方法を選んでいきましょう。
本棚を処分する前に確認すること
本棚をスムーズに手放すために、まず次の3点を整理しておきましょう。
1. 種類とサイズ(カラーボックス・組立式・大型無垢材)
カラーボックスや組立式の本棚は、ネジを外せば板状に分解しやすく、解体して家庭ごみに出しやすいタイプです。一方、無垢材の大型本棚や壁面収納は重く、搬出にも手間がかかるため、粗大ごみや回収業者が向いています。まずは手元の本棚がどのタイプかを確認しましょう。
2. 中の本は別に考える
本棚を処分するときは、中の本をどうするかも一緒に決めておくとスムーズです。状態のよい本は古本買取に出せば処分費がかからず、値がつくこともあります。本の手放し方は後の章でくわしく解説します。
3. メーカー・状態
無印良品やニトリ、IKEAなどのブランド品や、無垢材の本棚は、中古でも需要があります。傷や汚れ、金具の錆、ぐらつきがないかを確認しておくと、売る・譲るの判断がしやすくなります。
【方法1】自治体の粗大ごみに出す(費用の目安)
もっとも分かりやすいのが、自治体の粗大ごみとして出す方法です。本棚は多くの自治体で粗大ごみに分類され、処理手数料の目安はサイズによって300〜1,000円程度です。大型の本棚は料金が高めに設定されていることもあります。
手順は、粗大ごみ受付センターに電話または申し込みサイトで予約し、手数料分の粗大ごみ処理券(シール)を購入して貼り、指定日に指定場所へ出す、という流れです。料金やサイズの区分は地域で異なるため、申し込みの際に確認しておきましょう。クリーンセンターへ自分で持ち込むと、手数料が安くなる自治体もあります。
【方法2】解体して可燃・不燃ごみに出す(分別の注意点)
手間はかかりますが、解体して家庭ごみに出せば、費用を抑えて処分できる場合があります。とくにカラーボックスや組立式の本棚は分解しやすく、この方法と相性がよいタイプです。一辺がおおむね30cm以下になるようにのこぎりで切断すれば、家庭ごみとして出せる自治体もあります。
分別では注意が必要です。本棚は、木やパーティクルボードの板は可燃ごみ、ビスやネジ、棚受けの金具は不燃ごみ、というように素材ごとに分けます。解体して板状になったものを可燃ごみとするか不燃ごみとするか、どのくらいの大きさまで分解すればよいかは自治体で異なるため、分解前にルールを確認しましょう。また、解体しても元のサイズで粗大ごみと判定する自治体もあります。板を切る作業ではけがをしやすいので、軍手を着けて慎重に進めてください。
【方法3】リサイクルショップ・買取に出す
状態がよく、目立つ傷や汚れのない本棚は、リサイクルショップや家具買取業者で売れることがあります。とくに無垢材の本棚や、無印良品・ニトリ・IKEAなどのブランド品は、買取の対象になりやすい傾向です。大きくて運びにくい本棚は、出張買取に対応した業者を選ぶと負担が軽くなります。
一方で、ノーブランドの量産品や、パーティクルボードのカラーボックス、傷み・ぐらつきのあるものは、買取がつきにくい点に注意が必要です。査定では、製造年の新しさ、素材、傷や汚れ・金具の錆の有無が評価されます。具体的な相場は後の章で紹介します。
【方法4】フリマアプリ・オークションで売る
メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ネットオークションは、自分で価格を決めて売れる方法です。デザイン性の高い本棚やブランド品は、買取業者より高く売れることもあります。サイズ・素材・メーカー・状態を写真と説明文でしっかり伝えると、購入につながりやすくなります。
気をつけたいのは送料です。本棚は大きく重さもあるため配送料が高くなりやすく、利益が思ったより残らないこともあります。送料を出品者が負担する場合は価格に含めて設定し、近所での手渡しを前提にできる地域密着型のサービスと使い分けると、負担を抑えられます。
【方法5】知人へ譲る・寄付する
まだ十分使える本棚は、必要としている人に譲る方法があります。新生活を始める知人や学生に声をかけるほか、ジモティーのような地域の掲示板サービスを使えば、近所で引き取り手が見つかることもあります。手渡しを前提にすれば、送料の負担もありません。福祉施設や支援団体が家具の寄付を受け付けている場合もあります。
譲る前には、棚板のぐらつきがないかを確認し、ほこりや汚れを拭き取っておきましょう。大きな傷や金具の破損など、使ううえで支障があるものは、譲らずに処分するほうが安心です。清潔な状態に整えておくと喜ばれます。
【方法6】不用品回収業者に依頼する
「自分で運ぶのが大変」「大型の本棚を解体する時間がない」「他の家具もまとめて片付けたい」という場合は、不用品回収業者に依頼する方法が便利です。自宅まで引き取りに来てくれるため、重い本棚を運び出す手間がかかりません。タンスやデスクなど、ほかの家具と一緒に回収してもらえるのも利点です。状態のよいものは買取に対応する業者もあり、処分費と相殺できることもあります。
関東エリアで出張回収を頼みたい方は、料金がわかりやすい業者で無料見積もりを取り、内容を比べてから決めると安心です。下のボタンから、対応エリアや料金の目安を確認できます。
本棚や家具をまとめて引き取ってほしい方へ(関東エリア)
大型の本棚や、タンス・デスクなど他の家具も一緒に手放したい方、運び出しや解体を任せたい方には、出張対応の不用品回収業者が便利です。まずは無料見積もりで、あなたの希望に合うプランと料金の目安を確認してみましょう。
本棚の中の本はどうする?(古本買取・古紙回収)
本棚を片付けると、中の本もまとめて出てきます。本は本棚と分けて手放すのが基本です。状態のよい本は、古本買取に出すのがおすすめです。宅配買取・出張買取・店頭買取から選べ、処分費がかからないうえ、値がつけば収入にもなります。まとまった冊数なら、ダンボールに詰めて送るだけの宅配買取が手軽です。
書き込みがある本や、日焼け・汚れで買取がつかない本は、地域の資源ごみ(古紙)回収に出せば、無料で処分できます。新聞・雑誌と同じようにひもでしばって出すのが一般的です。本棚と本を分けて考えると、処分費を抑えつつ、価値のある本はお金に換えられます。
本棚の買取相場・売れる本棚の条件
本棚の買取相場は、素材・メーカー・サイズ・状態によって幅があります。査定では「状態」が重視され、製造から5年以内かどうかが一つの目安になることもあります。売れやすい本棚の条件は次のとおりです。
- 無垢材・天然木の本棚:素材自体に価値があり、状態がよければ買取が期待できます。
- ブランド品(無印良品・ニトリ・IKEAなど):需要があり買取対象になりやすい一方、業者によって評価が分かれることもあります。
- 製造年が新しく状態のよいもの:傷・汚れ・金具の錆が少ないほど高く評価されます。
- パーティクルボードの量産品・カラーボックス:再販が難しく、買取がつきにくい傾向です。
査定の前には、臭い・汚れ・傷・ひび・金具の錆・付属品の有無を確認しておくと、スムーズに進みます。あくまで目安であり、実際の金額は時期や店舗で変わるため、複数の業者で比べると相場感がつかみやすくなります。
突っ張り式・大型本棚を処分するときの注意
天井まである突っ張り式の本棚や、壁面収納タイプの大型本棚は、取り外しと搬出に注意が必要です。突っ張り部分をゆるめるときは、本棚が急に傾いて倒れたり、上の棚から物が落ちたりしないよう、中身をすべて出してから作業しましょう。背の高い本棚は不安定になりやすいので、できれば二人以上で支えながら倒すと安全です。
大型の本棚は、玄関や廊下、エレベーターを通るかどうかも事前に確認しておきましょう。分解せずに運び出せない場合は、解体するか、搬出に慣れた不用品回収業者に任せると安心です。無理に一人で運ぼうとすると、けがや住宅の傷の原因になります。
注意:違法な「無料回収」業者に気をつける
「無料で回収します」とうたいながら、軽トラックで巡回したり、チラシを配ったりする業者の中には、自治体の許可を得ていない違法な事業者が混じっていることがあります。あとから高額な料金を請求されたり、回収した不用品が不法投棄されたりするトラブルも報告されています。
不用品回収を頼むときは、一般廃棄物収集運搬の許可や古物商の許可があるか、料金体系が明確か、会社の所在地や連絡先がはっきりしているかを確認しましょう。見分け方は、悪質な不用品回収業者の見分け方でくわしく解説しています。あわせて、各方法の費用や手間を比べたい方は不用品の処分方法の比較も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 本棚は何ごみで捨てればよいですか?
多くの自治体で粗大ごみに分類され、手数料はサイズによって300〜1,000円程度が目安です。一辺30cm以下に解体すれば、板は可燃ごみ・金具は不燃ごみとして出せる自治体もありますが、解体しても粗大ごみ扱いになる地域もあるため、事前に確認してください。
Q2. カラーボックスは解体して捨てられますか?
カラーボックスは組立式で分解しやすく、のこぎりで30cm以下にすれば家庭ごみで出せる自治体が多くあります。板は可燃ごみ、ビスや金具は不燃ごみと分け、地域の分別ルールに従ってください。
Q3. 本棚の中の本も一緒に処分できますか?
本は本棚と分けて手放すのが基本です。状態のよい本は古本買取に出すと処分費がかからず、値がつくこともあります。書き込みや汚れのある本は、資源ごみ(古紙)回収で無料で処分できます。
Q4. 古い本棚でも売れますか?
無垢材やブランド品で状態がよければ、年数が経っていても買取がつくことがあります。パーティクルボードの量産品や傷み・ぐらつきがあるものは値がつきにくいため、粗大ごみや不用品回収業者での処分を検討しましょう。
Q5. タンスやデスクもまとめて処分できますか?
不用品回収業者なら、タンスやデスクなどもまとめて回収してもらえます。買取に対応する業者であれば、状態のよいものは買い取ってもらえる場合もあります。
同じ収納家具では、カラーボックス・ラックの処分方法もあわせてご覧ください。
まとめ
本棚の処分は、まず種類(カラーボックス・組立式・大型無垢材)を確認し、中の本は本棚と分けて手放すのが基本です。カラーボックスは解体して家庭ごみに、大型本棚は粗大ごみや回収業者に向いています。無垢材やブランド品で状態がよければ、買取やフリマ、譲渡も検討できます。本は古本買取や資源ごみ回収を使い分けると、費用を抑えつつ整理できます。
家具をまとめて整理するなら、タンス・食器棚の処分方法や学習机・デスクの処分方法、ソファの処分方法もあわせて確認すると効率的です。引っ越しにあわせて片付けるなら引っ越しの不用品処分も参考に、あなたの状況に合った方法で進めましょう。