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鍋料理やお弁当づくりに活躍した卓上IHクッキングヒーター、温まらなくなった古いIH調理器——買い替えや片づけで出てくる調理家電です。電気で動くので「不燃ごみ?」と思いがちですが、サイズによって不燃ごみか粗大ごみに分かれ、トッププレートのガラスにも注意が必要です。この記事では、卓上IHクッキングヒーターの捨て方を、サイズの基準やビルトイン型との違いとあわせて、自治体の公式ルールをもとに整理します。
卓上IHは「サイズ」で不燃か粗大かが決まる
持ち運べる卓上IHクッキングヒーター(IH調理器)は、捨てるときの判断のポイントが大きさです。コンパクトな1口タイプは不燃ごみ、大きい2口タイプは粗大ごみ、というように分かれます。
境目になるのが、一辺がおおむね30cm、または50cmという基準です。卓上IHは金属とガラスでできているので、金属部分の大きさで判断する自治体が多くあります。家電リサイクル法の対象(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)ではないため、リサイクル料金はかからず、自治体のごみとして出せるのが基本です。出す前にサイズを測っておきましょう。
横浜市・名古屋市の例
自治体ごとに基準が決まっています。横浜市では、主な素材が金属の場合、一番長い辺が30cm未満なら「小さな金属類」、30cm以上なら粗大ごみです。金属以外(プラスチック中心)なら、50cm未満は燃やすごみ、50cm以上は粗大ごみになります。卓上IHは金属が主体のことが多く、30cmが目安です。
名古屋市では、縦15cm・横40cm・奥行25cm以下のものは小型家電回収ボックス、30cm角以下のものは不燃ごみ、それより大きいものは粗大ごみ、と分かれます。分別辞典に「IHクッキングヒーター」の記載がないときは、「電磁調理器」「電気コンロ」で調べると見つかることがあります。
トッププレート(ガラス)の割れに注意
卓上IHの上面(トッププレート)は、耐熱ガラスやセラミックでできています。落としたり強い力が加わったりすると割れることがあるので、処分のときは割れに注意します。
すでに割れているものは、ガラス片でけがをしないよう、厚紙や新聞紙に包んで「ガラス」「キケン」と表示してから出します。割れていなくても、運ぶときはぶつけないようにします。トッププレートのガラスは、ふつうのガラス(びん)と違って資源にはならないため、不燃ごみの区分で出します。
卓上型とビルトイン型は別物——ビルトインは資格が要る
同じ「IH」でも、システムキッチンに組み込まれたビルトイン型のIHクッキングヒーターは、卓上型とまったく扱いが違います。電源が200Vで配線につながっているため、取り外しに電気工事士の資格が必要です。自分で外すのは避け、リフォーム業者や専門業者に依頼します。
この記事で扱うのは、コンセントに差して使う卓上型(ポータブル)です。卓上型はコードを抜くだけで手放せますが、ビルトイン型は工事が前提になる点を押さえておきましょう。据え置きのガス機器との違いは、ガスコンロ・ガステーブルの処分方法もあわせて確認すると整理できます。
IH対応の鍋もまとめて見直す
IHクッキングヒーターを手放すと、IH対応の鍋やフライパンが不要になることがあります。ガスに替える場合はそのまま使えることも多いですが、調理器具を一緒に見直すと片づけが進みます。
金属の鍋・フライパンは、サイズで不燃ごみか粗大ごみに分けて出します。状態のよいIH対応の鍋は買取や譲渡の需要もあります。鍋類の捨て方は、圧力鍋・鍋・フライパンの捨て方もあわせて確認しておくと、調理まわりをまとめて手放せます。
電磁調理器・電気コンロとの呼び方の違い
卓上IHは、自治体の分別辞典では別の名前で載っていることがあります。「電磁調理器」「電気コンロ」「IH調理器」など、呼び方が地域で異なります。
「IHクッキングヒーター」で見つからないときは、これらの言葉で調べてみてください。なお、ニクロム線で熱くなる「電気コンロ」とIHは仕組みが違いますが、捨て方(サイズで不燃か粗大か)は似ています。迷ったら自治体の窓口に確認すると確かです。
小型家電リサイクル(都市鉱山)に出す
卓上IHは、小型家電リサイクルの対象になることがあります。内部の基板やコイルには金や銅などの有用な金属が含まれており、「都市鉱山」とも呼ばれて、回収されると資源として再生されます。
名古屋市のように、一定サイズ以下なら小型家電回収ボックスに出せる自治体もあります。回収ボックスに入る大きさかを確かめ、入るなら利用すると、ごみに出すより環境にやさしく手放せます。近くの回収場所を自治体の案内ページで確認してみましょう。
まだ使えるものは買取・譲渡で
動作する状態のよい卓上IHは、買取や譲渡に回せます。とくに、アイリスオーヤマやパナソニック、山善などの人気メーカーの製品や、未使用の引き出物は中古でも需要があります。リサイクルショップやフリマアプリが選択肢です。
売る・譲るときは、トッププレートの汚れや焦げを落とし、コードや説明書などの付属品をそろえると査定で有利です。割れやひびがなく、清潔にしておくと印象がよくなります。古くて動作の不安があるものは、無理に売らず、サイズに応じてごみに切り替えると手間を減らせます。
故障・買い替えのサイン
「まだ使えるか」で迷ったら、状態を確認しましょう。電源が入らない・温まらない、エラー表示が消えない、トッププレートにひびがある、こげくさいにおいがする——こうしたサインが出たら買い替えどきです。とくにプレートのひびや異臭があるものは、安全のため早めの手放しが向いています。
買い替えで古いものが出たら、サイズを測り、不燃ごみか粗大ごみかを確かめて手放します。割れたプレートは包んで表示し、使えるものは買取・譲渡に回すと、捨てる量を減らせます。
処分する前にやっておくこと
卓上IHを手放す前に、次の点を確認しておくとスムーズです。
- サイズを測る:一辺の長さで、小さな金属(不燃)か粗大ごみかを判断する。
- プレートの状態を確認:ガラスが割れていないか。割れていれば包んで表示する。
- 汚れを落とす:焦げや油を拭き取る。買取・譲渡に出すときはとくに清潔に。
サイズの確認とプレートの扱いというひと手間で、安全に手放せます。卓上型かビルトイン型かを最初に確かめておくと、迷いません。
キッチン家電をまとめて出すとき
キッチンの片づけでは、卓上IHのほかにも調理家電や卓上の加熱器具がまとめて出てくることがあります。電気で動くものはサイズで不燃か粗大に、ガスを使うものは別に、と仕分けると片づけが進みます。カセットコンロの捨て方もあわせて確認しておくと、卓上の加熱器具をまとめて手放せます。
量が多いときや大きい2口タイプがあるときは、回収サービスの利用も選択肢になります。引っ越しや新生活で重複した調理家電が出たら、使うものを残して、古いものを手放すとキッチンがすっきりします。
新生活・引っ越しで出るとき
引っ越しや新生活、ガスからIHへの切り替え、その逆など、調理環境を変えるタイミングで、卓上IHや古い加熱器具が出てくることがあります。使うものを残して、古いものや使わないものを手放すと、キッチンがすっきりします。一人暮らしの卓上IHは、買い替えや実家への引き上げで重複しやすい品です。
卓上IHはサイズを測って不燃ごみか粗大ごみへ、割れたプレートは包んで表示して出します。IH対応の鍋やカセットコンロなど、ほかの加熱器具も一緒に見直すと、まとめて片づきます。量が多いときや重い2口タイプがあるときは、回収サービスの利用も選択肢になります。引っ越し当日に慌てないよう、粗大ごみは早めに収集を予約しておくと安心です。
卓上IHクッキングヒーターの処分でよくある質問
Q. 卓上IHは何ごみで出せばいいですか?
サイズによります。横浜市では金属30cm未満が小さな金属類、30cm以上が粗大ごみです。名古屋市では30cm角以下が不燃ごみ、以上が粗大ごみになります。地域のルールを確認してください。
Q. トッププレートが割れています。
ガラス片でけがをしないよう、厚紙や新聞紙に包んで「ガラス」「キケン」と表示し、不燃ごみの区分で出します。
Q. ビルトインのIHも同じ捨て方ですか?
いいえ。ビルトイン型は200Vの配線につながっており、取り外しに電気工事士の資格が必要です。リフォーム業者や専門業者に依頼してください。
Q. 分別辞典に「IH」が見つかりません。
「電磁調理器」「電気コンロ」「IH調理器」などの名前で載っていることがあります。見つからないときは自治体の窓口に確認すると確かです。
Q. まだ使える卓上IHを手放したいです。
アイリスオーヤマやパナソニックなどの人気モデルは買取の需要があります。プレートを清潔にし、付属品をそろえて査定に出すと有利です。
まとめ:サイズで不燃か粗大か、ビルトインは資格が要る
卓上IHクッキングヒーターの処分は、サイズで不燃ごみか粗大ごみかを判断するのが基本です。横浜市は金属30cm未満が小さな金属類・以上が粗大ごみ、名古屋市は30cm角以下が不燃ごみ・以上が粗大ごみ。トッププレートのガラスは割れに注意し、割れたものは包んで表示します。
システムキッチンのビルトイン型は、取り外しに電気工事士の資格が要るため、専門業者に依頼します。IH対応の鍋も一緒に見直すと片づけが進み、状態のよいものは買取や譲渡で次へつなげます。量が多いときは回収サービスも選択肢になります。
家財をまとめて処分したいときは、こちらも参考にしてください。
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