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季節の変わり目に、加湿器や除湿機を「古くなったから処分したい」「買い替えたい」と考える方は多いものです。どちらも空気の乾燥や湿気を調整する季節家電ですが、サイズや方式によって捨て方が変わり、とくに除湿機はフロンガスを使ったモデルがあるため注意が必要です(コンプレッサー式のウォーターサーバーにも同じ注意点があります)。「何ごみで出せばいいの?」「フロンってどうするの?」と迷いやすい品目です。
この記事では、加湿器・除湿機の処分方法を6通りに整理し、費用の目安、小型家電リサイクル、除湿機のフロンの注意点、買取相場までまとめて解説します。エアコンや扇風機、空気清浄機など、ほかの季節家電の整理とあわせて、自分に合った方法を選んでいきましょう。
加湿器・除湿機を処分する前に確認すること
スムーズに手放すために、まず次の3点を整理しておきましょう。
1. 自治体での分類(不燃ごみ・小型家電・粗大ごみ)
加湿器・除湿機は、自治体によって不燃ごみ・小型家電・粗大ごみのいずれかに分類されます。一辺が30cmを超えると粗大ごみになるケースが多く、コンパクトなものは不燃ごみや小型家電回収で出せることもあります。まずはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。なお、これらは家電リサイクル法の対象4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)には含まれません。
2. 除湿機はフロンガスの有無を確認
除湿機の中には、フロンガスを使ったモデル(コンプレッサー式・ハイブリッド式)があり、フロンの処理が必要なため自治体で回収できない場合があります。デシカント式(ゼオライト式)はフロンを使いません。確認方法は後の章でくわしく解説します。
3. メーカー・状態
ダイニチ・象印・コロナ・アイリスオーヤマ・シャープなどの人気メーカーは、中古でも需要があります。動作するか、タンクやフィルターの汚れ・カビがないか、付属品がそろっているかを確認しておくと、売る・譲るの判断がしやすくなります。
【方法1】自治体の粗大ごみに出す(費用の目安)
一辺が30cmを超える加湿器・除湿機は、多くの自治体で粗大ごみとして出せます。処理手数料の目安は300〜500円程度で、地域によって異なります。手順は、粗大ごみ受付センターに電話または申し込みサイトで予約し、手数料分の粗大ごみ処理券(シール)を購入して貼り、指定日に指定場所へ出す、という流れです。
ただし、フロンガスを使った除湿機は、粗大ごみでは受け付けていない自治体もあります。申し込みの前に、除湿機の方式を確認し、出せるかどうかを自治体に確認しておきましょう。クリーンセンターへ自分で持ち込むと、手数料が安くなる自治体もあります。
【方法2】小型家電リサイクル(回収ボックス)で出す
加湿器や小型の除湿機は、小型家電リサイクル法にもとづく自治体の回収ボックスで受け付けている場合があります。回収ボックスに入るサイズであれば、その自治体の住民は無料で出せることが多いのが利点です。市役所や公共施設、一部の家電量販店などに設置されていることがあります。
ただし、投入口に入らない大きさのものは対象外になることがあり、その場合は粗大ごみや解体での処分に切り替える必要があります。フロンガスを使った除湿機は回収ボックスの対象外となることが多いので、方式を確認してから持ち込みましょう。回収ボックスの設置場所や受け入れ対象は自治体で異なるため、事前の確認がおすすめです。
【方法3】解体して不燃・可燃ごみに出す(タンクの水を抜く)
コンパクトな加湿器なら、解体して家庭ごみに出せる場合があります。プラスチックのタンクやカバーは不燃ごみや可燃ごみ、金属部分は不燃ごみ、というように素材ごとに分けます。一辺がおおむね30cm以下になるように分解すれば、家庭ごみとして出せる自治体もあります。処分の前に、タンクや内部の水をしっかり抜いて乾かしておきましょう。
注意点として、モーターや基板を含む部分は普通ごみに混ぜず、不燃ごみや小型家電回収に出してください。フロンガスを使った除湿機は、自分で分解しないでください。フロンが放出されると環境への影響があり、処理には専門の設備が必要です。フロン入りの除湿機は、自治体の指示や家電量販店、不用品回収業者など、適切なルートで処分しましょう。
【方法4】リサイクルショップ・買取・家電量販店の引き取り
製造年が新しく、きちんと動く加湿器・除湿機は、リサイクルショップや家電買取業者で売れることがあります。とくにダイニチ・象印・コロナ・アイリスオーヤマなどの人気メーカーや、新しめのモデルは値がつきやすい傾向です。大きいものは出張買取に対応した業者を選ぶと運ぶ手間が省けます。
また、多くの家電量販店では、小型家電の引き取りを行っています。購入した店舗かどうかに関わらず依頼でき、費用はおおよそ1,000〜2,000円程度が目安です。買い替えのタイミングなら、新しい製品の購入とあわせて引き取りを頼むと手間が省けます。査定では、製造年の新しさ、動作状況、汚れやカビの有無が評価されます。
【方法5】フリマアプリ・オークション・譲渡で手放す
メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ネットオークションは、自分で価格を決めて売れる方法です。人気メーカーや新しめのモデルは、買取業者より高く売れることもあります。メーカー・型番・製造年・方式・動作状況を写真と説明文でしっかり伝えると、購入につながりやすくなります。送料が高くなりやすい点には注意し、価格に含めて設定しましょう。
売るほどではないけれどまだ使えるものは、必要としている知人に譲ったり、ジモティーのような地域の掲示板サービスで引き取り手を探したりする方法もあります。手渡しを前提にすれば送料の負担もありません。譲る前には、タンクやフィルターを洗い、動作を確認しておくと、気持ちよく使ってもらえます。
【方法6】不用品回収業者に依頼する
「フロン入りの除湿機で処分方法が分からない」「他の季節家電もまとめて片付けたい」という場合は、不用品回収業者に依頼する方法が便利です。自宅まで引き取りに来てくれるため、運び出しの手間がかかりません。エアコンや扇風機、こたつなど、ほかの季節家電と一緒に回収してもらえるのも利点です。フロンを含む除湿機にも対応してくれる業者を選べば、安心して任せられます。状態のよいものは買取に対応する業者もあり、処分費と相殺できることもあります。
関東エリアで出張回収を頼みたい方は、料金がわかりやすい業者で無料見積もりを取り、内容を比べてから決めると安心です。下のボタンから、対応エリアや料金の目安を確認できます。
加湿器・除湿機や季節家電をまとめて引き取ってほしい方へ(関東エリア)
フロン入りの除湿機や、エアコン・扇風機・こたつなど他の季節家電も一緒に手放したい方、運び出しを任せたい方には、出張対応の不用品回収業者が便利です。まずは無料見積もりで、あなたの希望に合うプランと料金の目安を確認してみましょう。
除湿機のフロンガスに注意(コンプレッサー式・ハイブリッド式)
除湿機には、大きく分けてコンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式の3タイプがあります。このうち、エアコンと同じ仕組みで湿気を取るコンプレッサー式と、それを組み合わせたハイブリッド式は、内部にフロンガスを使っています。フロンは大気に放出されると環境へ影響をおよぼすため、処理には専門の回収が必要です。一方、ゼオライトという乾燥剤で湿気を取るデシカント式は、フロンを使いません。
方式は、本体のラベルや取扱説明書、メーカーの製品ページで確認できます。フロンを使った除湿機を処分するときは、自分で分解・穴あけをせず、自治体の案内に従うか、フロン回収に対応した家電量販店・不用品回収業者に依頼しましょう。粗大ごみや小型家電回収で受け付けてもらえないことがあるのは、このフロンが理由です。
加湿器・除湿機の買取相場と高く売るコツ
加湿器の買取相場は、新品価格のおよそ3分の1が目安とされ、数百円から20,000円程度まで幅があります。除湿機も、メーカーや方式、年式によって相場が変わります。高く売るためのポイントは次のとおりです。
- 製造から5年以内に手放す:年式が新しいほど高く評価されやすく、5年を過ぎると未使用でも買取が難しくなることがあります。
- シーズン前に売る:加湿器は乾燥し始める晩秋〜初冬、除湿機は梅雨前に需要が高まり、高く売れやすくなります。
- 人気メーカーは有利:ダイニチ・象印・コロナ・アイリスオーヤマなどは需要があり、買取がつきやすい傾向です。
- 付属品をそろえる:リモコン・取扱説明書・元箱がそろっていると、査定額が上がりやすくなります。
あくまで目安であり、実際の金額は時期や店舗で変わります。複数の業者で査定を比べると、相場感がつかみやすくなります。
加湿器・除湿機を清潔にしてから手放す(水アカ・カビ)
加湿器・除湿機は水を扱う家電のため、タンクやフィルターに水アカやカビがたまりやすい品目です。売る・譲る場合は、タンクの水を抜き、フィルターやタンク内をよく洗って乾かしておきましょう。水アカが固まっている場合は、クエン酸を溶かした水につけ置きすると落としやすくなります。
においやカビが残っていると、買取の査定が下がったり、譲り先に喜ばれなかったりします。清潔な状態に整えておくことは、買取でも譲渡でもプラスに働きます。処分する場合も、内部の水を抜いておくと、運搬時に水がこぼれるのを防げます。
注意:違法な「無料回収」業者に気をつける
「無料で回収します」とうたいながら、軽トラックで巡回したり、チラシを配ったりする業者の中には、自治体の許可を得ていない違法な事業者が混じっていることがあります。あとから高額な料金を請求されたり、回収した不用品が不法投棄されたりするトラブルも報告されています。
不用品回収を頼むときは、一般廃棄物収集運搬の許可や古物商の許可があるか、料金体系が明確か、会社の所在地や連絡先がはっきりしているかを確認しましょう。見分け方は、悪質な不用品回収業者の見分け方でくわしく解説しています。あわせて、各方法の費用や手間を比べたい方は不用品の処分方法の比較も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 加湿器・除湿機は何ごみで捨てればよいですか?
自治体によって、不燃ごみ・小型家電・粗大ごみのいずれかになります。一辺30cmを超えると粗大ごみ(手数料300〜500円程度)になることが多く、小型家電回収ボックスに入るサイズなら無料で出せる場合もあります。除湿機はフロンの有無で扱いが変わるため、事前に確認してください。
Q2. 除湿機はそのまま粗大ごみに出せますか?
デシカント式はフロンを使わないため、粗大ごみで出せることが多いです。コンプレッサー式・ハイブリッド式はフロンガスを含み、自治体で受け付けていない場合があります。方式を確認し、フロン入りは家電量販店や不用品回収業者など適切なルートで処分してください。
Q3. 加湿器は解体して燃えるごみに出せますか?
プラスチックのタンクやカバーは不燃ごみや可燃ごみ、金属部分は不燃ごみが一般的です。一辺30cm以下にすれば家庭ごみで出せる自治体もありますが、モーターや基板は普通ごみに混ぜないでください。処分前にタンクの水を抜いておきましょう。
Q4. 古い加湿器・除湿機でも売れますか?
製造から5年以内で状態がよければ、買取の可能性があります。年式が古い、カビや水アカが目立つものは値がつきにくいため、小型家電回収や粗大ごみでの処分を検討しましょう。
Q5. 他の季節家電もまとめて処分できますか?
不用品回収業者なら、エアコンや扇風機、こたつなどもまとめて回収してもらえます。買取に対応する業者であれば、状態のよいものは買い取ってもらえる場合もあります。
除湿機ではなく乾燥専用の衣類乾燥機を処分する場合は、衣類乾燥機の処分方法もあわせてご覧ください。
同じ小型家電として、掃除機の処分方法もあわせてご覧ください。
まとめ
加湿器・除湿機の処分は、まず自治体での分類(不燃ごみ・小型家電・粗大ごみ)を確認し、除湿機はフロンの有無に注意することが大切です。状態がよく年式が新しいものは、ダイニチ・象印・コロナ・アイリスオーヤマなどを中心に、買取やフリマ、譲渡で手放せます。古いものや動かないもの、フロン入りの除湿機は、小型家電回収、自治体の粗大ごみ、家電量販店の引き取り、不用品回収業者などで、適切に処分してください。
季節家電をまとめて整理するなら、エアコンの処分方法や扇風機の処分方法、こたつの処分方法もあわせて確認すると効率的です。引っ越しにあわせて片付けるなら引っ越しの不用品処分も参考に、あなたの状況に合った方法で進めましょう。