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6年間使い切ったランドセル、卒業して使わなくなったもの——「ごみに出すのはしのびない」と感じて、押し入れにしまったままになっていませんか。ランドセルは思い出が詰まっている分、手放し方に迷う品です。じつは、ごみにするだけでなく、寄付・リメイクという形で次につなぐ方法があります。この記事では、ランドセルの捨て方を、寄付先やリメイクの選び方、ごみとして出すときの区分とあわせて整理します。
ランドセルは「寄付・リメイク・ごみ」から選ぶ
使わなくなったランドセルを手放す方法は、大きく分けて3つです。気持ちや状態に合わせて選べます。
- 寄付する:まだ使えるもの。海外や国内の子どもに使ってもらえる。
- リメイクする:思い出を、財布やキーホルダーなどに形を変えて残す。
- ごみとして出す:傷みが激しいもの。革や布は燃やすごみ、金具は分別。
「捨てる=ごみ」と決めつけず、まずは寄付やリメイクから考えると、気持ちの面でも納得して手放しやすくなります。以下で、それぞれのやり方を見ていきます。
6年使ったランドセルは思い出が詰まっている
ランドセルは、小学校の6年間を一緒に過ごした、思い入れの深い品です。だからこそ、ふつうのごみとして出すのにためらいを感じる人が多いものです。手放し方に「正解」はなく、気持ちが納得できる形を選ぶのがいちばんです。
「人に使ってもらいたい」なら寄付、「手元に残したい」ならリメイク、「区切りをつけたい」ならごみ、と、自分や子どもの気持ちに合う方法を選びましょう。まずは寄付とリメイクという、捨てない選択肢から見ていきます。
寄付する——海外支援・国内の子ども
状態のよいランドセルは、寄付に回せます。経済的に困っている国内外の子どもや、ランドセルを買えない海外の子どもに、次に使ってもらえます。
寄付を受け付ける団体はいくつもあります。たとえば「いいことシップ」は、横浜市など各地の集荷センターへの無料の持ち込み寄付に対応し、全国からの受付もしています。エコトレーディングのように、寄付されたランドセルをタイやフィリピンのリユースに回し、売り上げの一部を支援にあてる団体もあります。送る前に、各団体の公式サイトで受け入れ条件と送り方を確認しましょう。
リメイクで思い出を残す
「手元に残したい」なら、リメイクという方法があります。使い込んだランドセルの革を生かして、形を変えて残せます。
定番は、財布・キーケース・キーホルダー・パスケース・ミニチュアのランドセルなどです。中学生・高校生になっても使えるアイテムにすれば、思い出を日常で持ち歩けます。ランドセルメーカーや専門の工房がリメイクを受け付けており、申し込んで送ると、世界に一つの品に生まれ変わります。卒業の記念として、家族で形に残すのも人気です。
ごみとして出す——横浜市・名古屋市の例
傷みが激しく、寄付やリメイクが難しいものは、ごみとして手放します。ランドセルは革や布、金具でできているので、素材ごとに分けて出します。
横浜市では、革や布の本体は燃やすごみ、金属の金具は素材に応じて小さな金属類などに分けます。名古屋市でも、革・布の部分は可燃ごみ、金具は不燃ごみ、という分け方が基本です。本体はサイズが大きくないので、指定のごみ袋に入れて出せることが多いです。「お住まいの市区町村名+ランドセル」で区分を確認しておきましょう。
金具・留め具は分別する
ランドセルには、金属の金具や留め具(バックル・ナスカン・反射金具)がついています。ごみとして出すときは、革や布の本体と、金属の金具を分けると、分別がきれいです。
金具が外しにくい場合は、本体ごと自治体の区分(多くは燃やすごみ・可燃ごみ)で出せることもあります。地域によって、金具を外すよう求めるところと、本体ごとでよいところがあるので、ルールを確認します。プラスチックの部品も、素材に応じて分けます。
セカンドライフなど社会貢献につながる寄付
寄付には、社会貢献につながる仕組みを持つものもあります。たとえば「セカンドライフ」では、ランドセルを1個寄贈すると、国連やユニセフを通じて1件分のワクチンが寄付される取り組みがあります。
こうした仕組みを使えば、使わなくなったランドセルが、海外の子どもの健康支援にもつながります。寄付は、ごみを減らすだけでなく、誰かの役に立つ手放し方です。送料の負担や受け入れ条件は団体ごとに違うので、申し込み前に確認しておくと安心です。
処分する前にやっておくこと
ランドセルを手放す前に、次の点を確認しておくとスムーズです。
- 名前・個人情報を消す:名前シールや記名、時間割の紙などを取り除く。
- 中身を確認:ポケットに教科書の切れ端や小物が残っていないか確かめる。
- 状態を見る:寄付・リメイクに向くか、ごみにするかを判断する。
名前や個人情報を消すというひと手間は、寄付や譲渡のときに欠かせません。子ども自身に「どうしたいか」を聞いてみると、気持ちの整理にもなります。
こども用品をまとめて手放すとき
子どもの成長にともなって、ランドセルのほかにも、使わなくなったこども用品がまとめて出てくることがあります。卒業や進学、引っ越しの節目に見直すと、片づけが進みます。ぬいぐるみ・おもちゃの捨て方や抱っこ紐・ベビーゲートの捨て方もあわせて確認しておくと、こども用品の出口の選び方がそろいます。
思い出のあるものは寄付・リメイク、使えるものは譲渡、傷んだものはごみ、と分けると、気持ちよく手放せます。ベビーカーやチャイルドシートなど、大きいものは別の手放し方になるので、ベビーカーの処分方法もあわせて確認しておくと安心です。
やってはいけない捨て方
ランドセルの処分で気をつけたい点は次のとおりです。
- 名前や個人情報を残したまま手放す:寄付・譲渡のときは取り除きます。
- 金具をつけたまま「燃やすごみ」へ:金属は分ける自治体があります。ルールを確認します。
- 使えるものをすぐごみに:寄付やリメイクで次につなげないか、まず考えます。
個人情報を消し、素材で分ければ、安心して手放せます。寄付・リメイクという選択肢も、ぜひ検討してみてください。
ランドセル以外の通学用品もまとめて見直す
卒業や進学の節目では、ランドセルのほかにも、通学帽・体操服・上履き・絵の具セット・習字道具・裁縫セット・防災ずきんなどの通学用品がまとめて出てきます。きょうだいや知人に譲れるもの、学校のリユース(おさがり)に回せるものは、次の子につなげられます。
使えるものは譲渡やリユース、傷んだものは素材で分けてごみへ、と振り分けると片づけが進みます。布製のものは衣類と同じく状態で、プラスチックや金属の道具は素材で区分します。ランドセルと一緒に見直すと、6年分の学用品をまとめてすっきり整理できます。捨てる前に「まだ使えるか」「譲れるか」を一度考えると、無駄なく手放せます。
寄付・リメイクを選ぶときのタイミング
ランドセルの寄付やリメイクは、卒業のタイミングで考えると動きやすいです。寄付団体は、卒業シーズン(春先)に受付が集中することがあるので、早めに調べて申し込むとスムーズです。リメイクも、申し込みから完成まで数週間から数か月かかることがあります。
「いつか手放そう」と押し入れにしまったままだと、革が乾いて傷み、寄付・リメイクに向かなくなることもあります。気持ちが決まったら、状態のよいうちに動くのがおすすめです。子どもと相談しながら、寄付・リメイク・記念に残す、のどれにするかを決めると、家族みんなが納得して手放せます。
ランドセルが大量に出るとき(施設・寄付集め)
学童や施設、地域の寄付集めなどで、ランドセルがまとめて出てくることもあります。状態のよいものは、寄付団体がまとめて受け付けてくれることがあるので、数が多いときは一括で送れるか相談すると効率的です。
傷んだものは、革・布の本体と金具を分けて、自治体の区分でまとめて出します。数が多いときは、一度に出せる量や袋の目安を確認しておくと安心です。きれいなものは寄付、傷んだものはごみ、と先に仕分けてから動くと、二度手間になりません。
ランドセルの処分でよくある質問
Q. ランドセルは何ごみで出せばいいですか?
革や布の本体は燃やすごみ・可燃ごみ、金属の金具は不燃ごみや小さな金属類に分けます。横浜市・名古屋市ともこの考え方です。地域のルールを確認してください。
Q. 寄付したいのですが、どこに送ればいいですか?
いいことシップ(横浜などに集荷センター)やエコトレーディング、セカンドライフなどの団体が受け付けています。受け入れ条件と送り方を公式サイトで確認してください。
Q. 思い出として残したいです。
リメイクで、財布・キーホルダー・ミニランドセルなどに形を変えて残せます。メーカーや専門の工房が受け付けています。
Q. 金具は外さないとだめですか?
金属を分けるよう求める自治体と、本体ごとでよい自治体があります。お住まいのルールを確認してください。外せる金具は外すと分別がきれいです。
Q. 寄付に出す前にやることは?
名前シールや記名を取り除き、ポケットの中を確認します。汚れを軽く拭き、団体の受け入れ条件(状態・送料)を確認してから送ります。
まとめ:まず寄付・リメイク、ごみは素材で分ける
ランドセルの処分は、思い出を生かせる寄付・リメイクから考えるのがおすすめです。状態がよければ、いいことシップやエコトレーディング、セカンドライフ(ワクチン寄付)などに寄付でき、海外や国内の子どもに使ってもらえます。手元に残したいなら、財布やミニランドセルへのリメイクという方法も。
傷みが激しいものは、革・布の本体を燃やすごみ、金具を分別して出します(横浜市・名古屋市ともこの分け方)。手放す前に、名前や個人情報を消すことを忘れずに。ぬいぐるみや抱っこ紐など、ほかのこども用品とまとめて見直すと、成長の節目の片づけが進みます。
家財をまとめて処分したいときは、こちらも参考にしてください。
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