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地デジ移行のころに買ったDVDレコーダー、録画がたまったまま使わなくなったブルーレイレコーダー、買い替えで余った録画機——AV機器の片づけで出てくる品です。テレビとセットで使うので「家電リサイクル法?」と迷いがちですが、レコーダーは対象外で、内蔵HDDのデータ消去とB-CASカードの扱いに注意が必要です。この記事では、ブルーレイ・DVDレコーダーの捨て方を、データ消去やカードの処分とあわせて、自治体の公式情報をもとに整理します。
レコーダーは「データ消去」と「B-CAS」に注意してから手放す
ブルーレイ・DVDレコーダーを手放すとき、注意したいのが2点あります。ひとつは内蔵HDDのデータ消去、もうひとつはB-CASカードの処分です。
レコーダーの内蔵HDDには、録画した番組や録画予約、視聴の記録などが残っています。そのまま手放すと、個人の情報が読み取られるおそれがあります。また、テレビ放送を見るためのB-CASカードも、そのままにせず処分します。まずはデータ消去から見ていきましょう。
内蔵HDDのデータ消去——初期化と物理破壊
レコーダーのデータ消去には、本体の初期化(フォーマット・購入時の状態に戻す)を使います。設定メニューから「初期化」「全データ消去」などを選ぶと、録画した番組や設定が消えます。
ただし、初期化しても専用の機械を使えばデータが復元される可能性があるため、残さず消したい場合は、HDDを取り出して物理破壊する方法もあります。録画番組に個人的な内容が含まれる場合は、初期化に加えて、自分で壊すか、データ破壊のサービスを利用すると安心です。HDDの破壊の仕方は、外付けHDD・USBメモリの捨て方もあわせて確認できます。
B-CASカードの処分
レコーダーに挿さっているB-CASカードは、テレビ放送を見るためのカードです。手放すときは、本体から抜いて処分します。
カードを処分するときは、ICチップ(金色の端子)部分に、はさみやカッターで切り込みを入れて、読み取れない状態にします。B-CASカードには契約や受信の情報がひもづくため、そのまま捨てず、チップを使えなくしてから手放すと安心です。本体を売る・譲る場合は、カードを挿したままにせず、扱いを確認します。
何ごみで出す?——横浜市・名古屋市の例
レコーダーは家電リサイクル法の対象外なので、自治体のごみとして手放せます。サイズによって不燃ごみか粗大ごみに分かれ、小型家電回収の対象にもなります。
名古屋市では、ブルーレイ・DVDレコーダーは小型家電リサイクル法の対象品目として、環境事業所や公共施設、家電量販店などに設置された小型家電回収ボックスで受け付けています。横浜市では、サイズに応じて不燃ごみや粗大ごみで出すほか、小型家電回収を利用できます。「お住まいの市区町村名+ブルーレイレコーダー」で、区分と出し方を確認しておくと安心です。
小型家電リサイクル(都市鉱山)に出す
レコーダーは、小型家電リサイクルの対象です。基板やHDDには金や銅などの有用な金属が含まれており、「都市鉱山」とも呼ばれて、回収されると資源として再生されます。
回収ボックスに入る大きさなら、区役所や家電量販店などの小型家電回収を利用できます。データ消去とB-CASカードの処分を済ませてから入れると安心です。ごみに出すより環境にやさしい選択なので、近くの回収場所を確認してみましょう。
テレビとの違い(家電リサイクル法の対象外)
間違えやすいのが、テレビとレコーダーの違いです。テレビは家電リサイクル法の対象で、リサイクル料金を払って指定の方法で手放します。一方、レコーダーは対象外なので、自治体のごみや小型家電回収で手放せます。
セットで使う機器ですが、捨て方が違う点に注意します。テレビの手放し方は、テレビの処分方法もあわせて確認しておくと、AV機器の手放し方が整理できます。チューナーやアンテナケーブルなどの周辺機器も、素材ごとに分けて出します。
ディスク(DVD・ブルーレイ)の処分
レコーダーと一緒に出てくる録画したDVD・ブルーレイディスクも処分します。ディスクは、多くの自治体で燃やすごみや不燃ごみ(プラスチック)として出せます。
個人的な内容を録画したディスクは、データを読み取れないよう、はさみで切るか、傷をつけてから手放すと安心です。ケースはプラスチックの区分へ。市販のソフトや映画のディスクで、まだ価値のあるものは、買取やフリマに出せる場合もあります。
まだ使えるものは買取・譲渡で
動作する状態のよいレコーダーは、買取や譲渡に回せます。とくに、ブルーレイ対応の現行機種や、容量の大きいモデル、人気メーカーの製品は中古でも需要があります。リサイクルショップやフリマアプリが選択肢です。
売る・譲るときは、データを初期化し、B-CASカードやリモコン、ケーブルなどの付属品をそろえると査定で有利です。録画番組を残したまま売らないよう、初期化を済ませます。古くてDVDのみのモデルや、動作の不安があるものは、無理に売らず、小型家電回収に切り替えると手間を減らせます。
故障・買い替えのサイン
「まだ使えるか」で迷ったら、状態を確認しましょう。録画や再生ができない、ディスクを認識しない、HDDから異音がする、電源が落ちる——こうしたサインが出たら買い替えどきです。とくにHDDの異音は、故障が近いサインです。
買い替えで古いものが出たら、初期化とB-CASカードの処分を済ませ、小型家電回収や不燃ごみ・粗大ごみへ。使えるものは買取・譲渡に回すと、捨てる量を減らせます。録画した大切な番組は、買い替え前にディスクへ残しておきましょう。
処分する前にやっておくこと
レコーダーを手放す前に、次の点を確認しておくとスムーズです。
- 録画番組を残す:必要な番組はディスクなどに移しておく。
- 初期化+必要なら物理破壊:内蔵HDDのデータを消去する。
- B-CASカードを処分:本体から抜き、ICチップに切り込みを入れる。
データ消去とB-CASカードの処分というひと手間で、安心して手放せます。とくに録画番組は個人情報なので、消去を忘れないようにします。
AV機器をまとめて出すとき
AV機器の片づけでは、レコーダーのほかにテレビやスピーカー、ゲーム機もまとめて出てくることがあります。テレビは家電リサイクル法、レコーダーやゲーム機は小型家電や自治体ごみ、と扱いが分かれるので、品目ごとに分けると片づけが進みます。ゲーム機の処分方法もあわせて確認しておくと、データの入る機器をまとめて安全に手放せます。
量が多いときは、家電量販店の小型家電回収にまとめて持ち込むと一度に片づきます。配線やリモコンなどの小物も、素材ごとに分けて出します。
やってはいけない捨て方
レコーダーの処分で気をつけたい点は次のとおりです。
- データを消さずに手放す:録画番組などの個人情報が残ります。初期化を済ませます。
- B-CASカードを挿したまま出す:カードは抜いてチップを使えなくしてから処分します。
- テレビと同じ扱いにする:テレビは家電リサイクル法、レコーダーは対象外です。
データ消去とB-CASカードの処分を済ませれば、安心して手放せます。
内蔵HDDを取り出して使い回せる?
レコーダーの内蔵HDDを、外付けHDDとして使い回せないかと考える人もいますが、レコーダー用のHDDは専用の形式で記録されていることが多く、そのままパソコンなどで使うのは難しいのが実情です。録画番組には著作権保護がかかっており、別の機器では再生できません。
使い回しよりも、データを消去・破壊して安全に手放すことを優先しましょう。HDDを取り出す場合も、目的は再利用ではなく、物理破壊によるデータ消去のためと考えると分かりやすいです。分解でけがをしないよう、外せる範囲で行い、難しければ本体ごと初期化して小型家電回収に出します。
ブルーレイ・DVDレコーダーの処分でよくある質問
Q. レコーダーは家電リサイクル法の対象ですか?
対象外です。テレビは対象ですが、レコーダーは自治体のごみ(不燃ごみ・粗大ごみ)や小型家電回収で手放せます。名古屋市は小型家電回収ボックスを利用できます。
Q. 録画したデータはどう消しますか?
本体の初期化(全データ消去)で消します。残さず消したい場合は、HDDを取り出して物理破壊するか、データ破壊のサービスを利用すると安心です。
Q. B-CASカードはどうすればいいですか?
本体から抜き、ICチップ(金色の端子)にはさみやカッターで切り込みを入れて、読み取れない状態にしてから処分します。
Q. 録画したディスクはどう捨てますか?
多くの自治体で燃やすごみや不燃ごみです。個人的な内容のものは、傷をつけるか切ってから出すと安心です。ケースはプラスチックの区分へ。
Q. まだ使えるレコーダーを手放したいです。
ブルーレイ対応の現行機は買取の需要があります。初期化してB-CASカードや付属品をそろえ、査定に出すと有利です。
まとめ:データ消去とB-CAS処分を済ませ、小型家電回収へ
ブルーレイ・DVDレコーダーの処分は、内蔵HDDのデータを消去し、B-CASカードを処分してから手放すのが大原則です。初期化に加え、残さず消したい場合はHDDを物理破壊します。B-CASカードはICチップに切り込みを入れます。テレビと違って家電リサイクル法の対象外なので、自治体のごみや小型家電回収で手放せます(名古屋市は回収ボックス対応)。
録画した大切な番組は、手放す前にディスクへ残しておきましょう。状態のよい現行機は買取や譲渡で次へつなぎ、テレビやゲーム機などAV機器とまとめて見直すと、配線まわりが片づきます。量が多いときは回収サービスも選択肢になります。
家財をまとめて処分したいときは、こちらも参考にしてください。
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