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使わなくなったガスコンロ・ガステーブルは、ガスを使う器具なので、処分の前に少し準備が必要なアイテムです。ガスコンロは家電リサイクル法の対象(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目)ではないため、据え置き型なら自分でガスホースを外して粗大ごみに出せます。一方、システムキッチンに組み込まれたビルトインコンロは、ガス管の取り外しに資格が必要で自分では外せません。この記事では、ガスコンロの処分方法を6つに整理し、処分前の安全な準備・据え置き型とビルトイン型の違い・ガス種別の確認・買取相場まで、まとめて解説します。
ガスコンロ・ガステーブルの処分方法は大きく6つ
ガスコンロの主な処分方法は次の6つです。据え置き型かビルトイン型か、状態やメーカーによって向き不向きが変わります。なお、ガスコンロは家電リサイクル法の対象外で、リサイクル料金はかかりません。IHクッキングヒーターはガスを使わない別の機器なので、扱いが異なる点にも注意しましょう。
- 自治体の粗大ごみに出す(据え置き型・300〜1,000円目安)
- 小型は不燃ごみ・資源ごみで出す(自治体による)
- 売る・譲る(買取・フリマ・ジモティー)
- 販売店・ホームセンターの引き取り・下取りを使う(買い替えとセット)
- 不用品回収業者に依頼する(搬出・複数品・ビルトイン撤去の相談)
- 寄付・知人に譲る(きれいで使えるもの)
同じキッチンまわりの不用品では、電子レンジの処分方法もあわせて整理しておくと片付けが進みます。処分方法全体を比べたい方は不用品の処分方法を比較したまとめ記事もご覧ください。まずは、ご家庭のコンロがどちらのタイプかを確認しましょう。
まず確認:据え置き型かビルトイン型かで処分が変わる
ガスコンロには、台の上に置いて使う据え置き型(ガステーブル)と、システムキッチンに組み込まれたビルトイン型があります。据え置き型は、ガスホースを外せば自分で取り外せるので、粗大ごみや売却など選べる方法が多いのが特徴です。
一方、ビルトイン型はガス管に直接つながっているため、取り外しにはガスの専門資格が必要で、自分で外すことはできません。後述するように、ガス会社やリフォーム業者に取り外しを依頼するルートになります。まずはご家庭のコンロがどちらかを確認したうえで、以下の方法を読み進めてください。
【準備】処分前にやること(ガス元栓・ホース・電池)
据え置き型を処分する前には、安全のためにいくつか準備をします。まず、ガスの元栓をしっかり閉めてから、ガス栓につながっているホースを抜きます。元栓を閉めずに作業すると、ガスが漏れるおそれがあるため、元栓を閉めることを先に行いましょう。ホースが固いときは無理に引っ張らず、ゆっくり外します。
次に、点火に使う乾電池が入っている機種は、電池を抜き取ります。電池は本体とは分けて、お住まいの自治体のルールに従って電池ごみや有害ごみとして出します。取り外せるゴトク・受け皿・グリル網などは、素材に応じて分別します。これらの準備をしてから、次の処分方法に進みます。
【方法1】自治体の粗大ごみに出す(据え置き型・300〜1,000円目安)
据え置き型のガステーブルでもっとも手軽なのが、自治体の粗大ごみとして出す方法です。費用は自治体によって異なりますが、おおむね300〜1,000円程度が目安です。手順は、電話やインターネットで粗大ごみの収集を申し込み、コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入し、回収日に券を貼って指定の場所へ出すという流れです。
出す前に、ガスホースを外し、電池を抜いておきましょう。自治体によって申し込み方法や料金、出せるサイズの基準が違うので、最新の情報は各自治体の粗大ごみ手数料一覧で確認してください。
【方法2】小型は不燃ごみ・資源ごみで出せる自治体も
1口タイプなどの小型のガスコンロは、自治体によっては不燃ごみや資源ごみ(金属)として出せる場合があります。多くの自治体では一辺の長さなどで粗大ごみかどうかを区分しているため、規定のサイズ以下であれば、無料または安く出せることがあります。
ただし、サイズの基準や分別の区分は自治体によって差があります。金属部分と電池を分ける、油汚れを軽く落とすなど、地域のルールに沿った準備が必要なこともあるので、出す前に分別方法を確認しておきましょう。
【要注意】ビルトインコンロは資格が必要(ガス会社・有資格業者へ)
システムキッチンに組み込まれたビルトインコンロは、ガス管に接続されているため、取り外しにはガスの専門資格が必要です。自分で外すことはできないので、ガス会社やリフォーム業者など、有資格の業者に依頼します。取り外しとビルトインコンロ本体の処分をあわせて、費用は1,000〜3,000円程度が目安です。
有資格者が取り外したあとでも、ビルトインコンロを粗大ごみとして引き受けない自治体があります。そのため、取り外しを頼んだ業者にそのまま処分も任せるのが一般的です。買い替えの場合は、新しいコンロの設置と同時に古いものを撤去してもらえることが多いので、設置工事とあわせて相談すると進めやすくなります。
【方法3】売る・譲る(買取・フリマ・ジモティー|ガス種別と相場が肝)
状態が良く新しいガスコンロは、売る・譲るという選択肢もあります。買取相場の目安は、メーカーによって幅があり、リンナイで1,000〜5,000円、パロマで5,000〜6,000円、ノーリツで13,000〜15,000円ほどの査定例が紹介されています。新品・箱付きなら4〜5万円、ビルトインの上位機種(リンナイのデリシア、ノーリツのプログレなど)はさらに高くなることもあります。型番・製造年・状態を控えて、複数の業者に査定を依頼すると相場をつかみやすくなります。
譲る・売るときに気をつけたいのが、ガスの種類です。ガスコンロは「都市ガス用」と「プロパンガス(LPガス)用」で分かれており、種類が合わないと使えないだけでなく、ガス漏れや火災といった事故につながるおそれがあります。譲渡や売却の前には、相手や設置先のガス種別が合うかを事前に確認しましょう。古いものや無名のものはフリマアプリやジモティーでの譲渡も選択肢になります。
【方法4】販売店・ホームセンターの引き取り・下取りを使う(買い替えとセット)
新しいガスコンロへ買い替えるなら、購入する販売店やホームセンターの引き取り・下取りサービスを使う方法があります。新しいコンロの配送・設置と同時に古いものを引き取ってもらえれば、運び出しの手間を省けます。ビルトインの場合は、設置工事のついでに取り外し・撤去をあわせて頼めることもあります。
引き取りは新規購入が条件のことが多く、別途料金がかかる場合もあります。対応の有無や料金、撤去まで含むかどうかは店舗によって違うため、購入時に引き取りの条件をあわせて確認しておきましょう。
【方法5】不用品回収業者に依頼する(搬出・複数品・ビルトイン撤去の相談)
運び出しが大変なときや、ほかの不用品もまとめて処分したいときは、不用品回収業者に任せるのも手です。室内からの搬出に対応し、即日で引き取ってもらえることも多いので、引っ越しや退去の期限が迫っているときにも向いています。ビルトインコンロの場合は、ガス管の取り外しに有資格者が対応できるかを事前に確認しておきましょう。食洗機などキッチン設備の処分もあるなら、まとめて相談すると効率的です。
便利な一方で、回収業者選びには注意も必要です。無料をうたって後から高額を請求する、見積書を出さない、許可番号がはっきりしないといった業者は避けましょう。料金の内訳と作業範囲を書面で確認し、複数社で見積もりを比べるのが安全です。見分け方は悪質な不用品回収業者の見分け方をまとめた記事で詳しく解説しています。
【方法6】寄付・知人に譲る(きれいで使えるもの)
まだ問題なく使える据え置き型のガスコンロなら、知人に譲ったり、引き取り手を探して寄付したりする選択肢もあります。買取がつかないものでも、必要としている人に渡せば処分費をかけずに手放せます。掃除をして、付属品をそろえてから渡すと、受け取る人が使い始めやすくなります。
譲るときも、相手の住まいのガス種別(都市ガスかプロパンか)が合うかを先に確認しておきましょう。種類が合わないと使えないため、確認しておくとトラブルを避けられます。受け渡しの運搬や日時の段取りも決めておくと安心です。
ガスコンロの状況別 最適な処分方法(早見表)
| 状況 | 向いている方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 据え置き型でそのまま手早く出したい | 粗大ごみ | 300〜1,000円目安。ホースを外し電池を抜く |
| 1口など小型 | 不燃ごみ・資源ごみ | 規定サイズ以内なら安く・無料の地域も |
| ビルトイン型 | ガス会社・有資格業者 | 取り外しに資格が必要。撤去+処分1,000〜3,000円 |
| 人気メーカーで状態が良い | 買取・譲渡 | 型番・年式を控えて査定。ガス種別を確認 |
| 買い替え予定 | 販売店・ホームセンターの下取り | 設置と同時に撤去。条件・料金を事前確認 |
| 搬出が大変・複数品 | 不用品回収業者 | ビルトインは有資格対応の可否を確認 |
よくある質問(FAQ)
Q. ガスコンロは何ごみになりますか?
据え置き型は粗大ごみが基本で、1口など小型は不燃ごみ・資源ごみで出せる自治体もあります。家電リサイクル法の対象外なのでリサイクル料金はかかりません。サイズの基準は自治体で異なるため、お住まいのルールを確認してください。
Q. ガスホースはどう外せばいいですか?
先にガスの元栓を閉めてから、ガス栓につながったホースを外します。元栓を閉めずに外すとガスが漏れるおそれがあるため、元栓を閉めることを先に行いましょう。点火用の電池も抜いて、別に分別します。
Q. ビルトインコンロは自分で外せますか?
ビルトインコンロはガス管に接続されており、取り外しには専門資格が必要なため、自分では外せません。ガス会社やリフォーム業者に依頼し、取り外しと処分をあわせて任せるのが一般的です。
Q. プロパン用のコンロを都市ガスの人に譲れますか?
ガスコンロは都市ガス用とプロパンガス用で分かれており、種類が合わないと使えず、事故につながるおそれもあります。譲る前に、相手の住まいのガス種別が合うかを確認しておきましょう。
Q. ノーリツやリンナイのコンロは売れますか?
人気メーカーで状態が良ければ買取が期待できます。目安はリンナイ1,000〜5,000円、パロマ5,000〜6,000円、ノーリツ13,000〜15,000円ほどで、新品・箱付きやビルトインの上位機種はさらに高くなることもあります。型番と年式を控えて査定に出すとよいでしょう。
キッチンの小型家電も処分するなら、電気ケトル・電気ポットの処分方法もあわせてご覧ください。
まとめ
ガスコンロ・ガステーブルは、まず据え置き型かビルトイン型かを確認するのが出発点です。据え置き型は、ガス元栓を閉めてホースを外し、電池を抜いてから、粗大ごみ(300〜1,000円目安)で出すのが手軽です。小型なら不燃ごみ・資源ごみで安く出せる自治体もあります。ビルトイン型はガス管の取り外しに資格が必要なので、ガス会社や有資格業者に取り外しと処分を依頼しましょう。リンナイ・ノーリツなど人気メーカーで状態が良ければ買取、買い替えなら販売店・ホームセンターの下取りも選択肢です。売る・譲るときは、都市ガスかプロパンかのガス種別が合うかを先に確認しておくと安心です。費用と手間のバランスで、自分に合った方法を選んでいきましょう。