ミキサー・ブレンダーの捨て方|刃の梱包と分別・回収ボックス活用術【2026】

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スムージー生活が三日坊主で終わり、戸棚の奥で眠り続けているミキサー。いざ手放すとなると「刃はむき出しのまま出していいのか」「ガラスの容器は別扱いなのか」と、細かい疑問が次々に湧いてきます。ミキサーやブレンダーは、本体・容器・刃で分別先が分かれることがある、意外と気を使う品目です。この記事では横浜市と名古屋市の公式ルールを下敷きに、刃の安全な梱包から回収ボックスの活用、売却の選択肢まで、手放す前に知っておきたいポイントを整理しました。

ミキサー・ブレンダーの処分方法は5つ——まず全体像から

ミキサー・ブレンダー(ジューサーやフードプロセッサーも含みます)の手放し方は、大きく次の5つに分かれます。

方法費用の目安向いているケース
自治体の普通ごみ(燃やすごみ・不燃ごみ等)指定袋代程度壊れている・費用をかけたくない
小型家電回収ボックス無料投入口に入るサイズ・資源として活かしたい
粗大ごみ数百円程度からサイズ基準を超える大型機
売却・譲渡無料〜収入になることも動作品・状態のよいもの
不用品回収業者数千円程度から他の不用品とまとめて片付けたい

どの区分に当たるかは自治体ごとにルールが異なり、同じミキサーでも横浜市と名古屋市では出し方がまったく違います。順に見ていきましょう。

分別の考え方は「本体・容器・刃」の3点セット

ミキサーの分別で迷いやすいのは、1台の中に性質の違う素材が同居しているからです。モーターが入った本体、ガラスまたはプラスチックの容器(ボトル)、そして金属の刃(カッター)。自治体によっては、この3つをそれぞれ別のごみとして出すよう案内しています。まるごと1袋に入れて終わり、とはいかないケースがある点をまず押さえてください。

この「パーツごとに考える」発想は、内釜と本体で素材が異なる炊飯器の捨て方にも通じる、キッチン家電処分の基本です。買い替えなどで複数の調理家電を一度に手放す場合も、この視点があると仕分けがスムーズになります。

横浜市のルール——本体は燃やすごみ、刃は小さな金属類

横浜市のごみ分別辞典「MIctionary(ミクショナリー)」では、ミキサー(調理器具)は「燃やすごみ」と案内されています。ただし注記があり、ガラス製の容器は「燃えないごみ」へ、刃の部分は「小さな金属類」へ、それぞれ分けて出すこととされています。1台のミキサーが最大3つの区分に分かれる、パーツ分別の典型例です。

さらに同辞典には「ミキサー・フードプロセッサーの刃」という独立した項目があり、新聞紙等に包み、品名を表示して出すよう明記されています。収集にあたる作業員がケガをしないための配慮で、この一手間が横浜市ルールの要になっています。

なお横浜市の粗大ごみは、目安として金属製品は30cm以上、プラスチック製品や木製品などは50cm以上とされています。家庭用ミキサーの多くは高さ40cm前後までに収まるため普通ごみの範囲で出せるサイズ感ですが、業務用に近い大型機を持っている方は、出す前にひと測りしておくと迷いません。

名古屋市のルール——本体ごと不燃ごみ、30センチ角超えは粗大ごみ

名古屋市では「コンセントを使う小型の電気製品(充電式のものも含む)」が不燃ごみの対象とされており、ミキサーやブレンダーもこの枠に入ります。家庭用不燃ごみ用指定袋(10L・20L・45Lの3種類)に入れ、月1回の収集日の朝8時(中区は7時)までに自宅前へ出すルールです。

名古屋市の案内では、刃物やガラスなど危険なごみは厚手の紙などに包み「キケン」と表示するよう求められています。ガラス・陶磁器類も不燃ごみの対象なので、横浜市と違って本体・ガラス容器・刃を同じ不燃ごみの日にまとめて出せるのが名古屋方式の特徴です。

ただし30センチ角を超えるものは粗大ごみになります。この30cm角という物差しは名古屋市の家電全般に共通で、トースターの捨て方を調べるときにも同じ基準が登場します。一度覚えてしまえば他の家電にも応用が利く数字です。

粗大ごみに該当するサイズと申し込みの流れ

据置型の大型ブレンダーや容量の大きいジューサーミキサーは、粗大ごみ判定になることがあります。両市の手続きは次のとおりです。

名古屋市の手数料は、大きさや種類により250円・500円・1000円・1500円の4区分に分かれています。収集は月1回の事前申込制で、インターネットまたは粗大ごみ受付センター(電話052-950-2581)から申し込むとされています。区の環境事業所で手続きしたうえで処理施設へ自己搬入する方法もあります。

横浜市は、粗大ごみ受付センター(電話0570-200-530、携帯電話やIP電話からは045-330-3953)への申し込みのほか、LINE・チャット・インターネットからは24時間受け付けているとされています。手数料は品目ごとに定められており、申込時に確認できます。

サイズを測ってから申し込むのが粗大ごみの鉄則です。本体もプレートも大ぶりなホットプレートの捨て方でも同じ流れになるので、大型のキッチン家電をまとめて出す際は一度の申し込みで済ませると効率的です。

小型家電回収ボックスを使うなら投入口サイズを確認

壊れたミキサーでも、小型家電回収ボックスに入れれば金属資源としてリサイクルされます。無料で使える一方、投入口のサイズが自治体で異なる点には注意が必要です。

横浜市の回収ボックスは投入口が30cm×15cmで、長さ30cm未満の電気・電池で動作する製品が対象です。区役所やスーパーなどに設置されており、袋に入れず本体だけを投入します。一度入れた製品は返却できないとされているので、投入前によく確認してください。

名古屋市は縦15cm以下・横40cm以下・奥行25cm以下に収まる小型家電が対象で、総合スーパー・区役所・環境事業所などに設置されています。こちらも一度入れたものは取り出せません。

スティック状のハンドブレンダーやミルサーなら投入口に収まる可能性が高い一方、容器付きの据置型ミキサーは入らないことがほとんどです。取り外せる電池・バッテリーを外してから出す点は両市共通のルールで、外したバッテリーは電池類の回収ルートへ回します。

刃(カッター)の安全な梱包——両市の公式指示を比較

処分時にいちばん神経を使うのが刃の扱いです。公式の指示は、横浜市が「新聞紙等に包み、品名を表示」、名古屋市が「厚手の紙などに包み『キケン』と表示」。表現は違いますが、包んで・書いて・知らせるという考え方は共通しています。

実際の手順は次の4ステップです。まず電源プラグを抜き、取り外せる機種なら刃ユニットを外します。次に新聞紙や厚紙で二重三重に包み、テープで固定。袋や包み紙の外側に「ミキサーの刃」「キケン」など中身がわかる表示を書き、最後に自治体の指定区分(横浜市なら小さな金属類、名古屋市なら不燃ごみ)へ出します。

刃が外れない一体型は、無理に分解するとかえって危険です。その場合は本体ごと各区分に出し、判断に迷うときは各市の分別検索や区の窓口で品名を伝えて確認するのが確実です。

ガラス製ボトルとプラスチック製ボトルで分別が変わる

同じメーカーのブレンダーでも、ボトルがガラス製かプラスチック製(トライタンなど)かで出し方が変わることがあります。

横浜市では、ガラス製の容器は燃えないごみ、プラスチック製なら本体と同じ燃やすごみ側で出せるため、材質の見極めがそのまま分別先の違いになります。一方名古屋市は、ガラス・陶磁器類も小型電気製品も不燃ごみという同じ区分なので、材質による分かれ道はありません。

割れてしまったガラスボトルを出すときは、どちらの市でも紙に包んで表示するルールが生きてきます。ケガ防止のため、割れ物は刃と同じ扱いと考えておくと覚えやすいでしょう。

ジューサー・ハンドブレンダー・フードプロセッサーはどうなる?

低速ジューサー、ハンドブレンダー、フードプロセッサー、ミルサー——名前は違っても「モーター+刃+容器」という構造は共通で、分別上の考え方もほぼ同じです。

名古屋市では、いずれも「コンセントを使う小型の電気製品」として不燃ごみの枠に入ります(30cm角以内の場合)。横浜市の分別辞典には「ミキサー・フードプロセッサーの刃」という項目名で刃の出し方が示されており、フードプロセッサーもミキサーと同じ扱いであることが読み取れます。

充電式のハンドブレンダーは、名古屋市の定義で「充電式のものも含む」と明記されているため同様に不燃ごみへ。ただしバッテリーは取り外して電池回収に回すのが前提です。品目名で迷ったら、横浜市はMIctionary、名古屋市はごみ・資源分別検索と、各市の検索ページで品名を引くのが早道です。

まだ動くなら売る・譲る——自治体公認のリユース窓口も

動作品なら、捨てる前に売る・譲るという選択肢を検討する価値があります。

名古屋市は公式にリユースを後押ししており、西区・港区・守山区の「ジモティースポット名古屋」では、持ち込んだリユース品を処理手数料なしで引き取るとされています(土日祝も営業)。また、複数のリユースショップの買取価格を比較できるサービス「おいくら」とも連携しています。処分費用がかからないどころか、市の窓口案内から売却につながる時代になりました。

高価格帯のブレンダーや使用回数の少ない調理家電は、中古市場でも一定の需要があります。フリマアプリや宅配買取に出すなら、ボトル・フタ・取扱説明書などの付属品を揃え、刃周りの汚れを落としてから査定に出すと印象が変わります。

なお、街を巡回する無許可の回収業者には注意してください。名古屋市も「市の許可のない回収業者には粗大ごみなどの処分を頼まないで」と公式に注意喚起しています。業者に依頼する場合は、一般廃棄物収集運搬の許可の有無を確認するのが基本です。

よくある質問

Q. 刃が外れない一体型ミキサーはどうすればいい?

A. 無理に分解せず、本体ごと自治体の指定区分へ出します。横浜市なら燃やすごみ(金属部が大半なら分別辞典や区の窓口で確認)、名古屋市なら不燃ごみが基本です。刃先が露出している場合は、その部分だけでも紙で覆っておくと収集時の事故防止になります。

Q. 充電式ハンドブレンダーのバッテリーはどうする?

A. 取り外せるバッテリーは外してから処分します。横浜市は黄色い回収缶(小型充電式電池リサイクルボックス)への持ち込みを案内しており、名古屋市も取り外してから出すよう求めています。充電式電池が普通ごみに混ざると収集車や処理施設の火災原因になるとされているため、ここは省略しないでください。

Q. 引っ越しまで日がないときは?

A. 自治体の不燃ごみ・粗大ごみは収集日が月1回など限られるため、日程が合わないときは小型家電回収ボックス(設置施設の営業時間内ならいつでも・無料)を第一候補に。入らないサイズなら、許可を持つ回収業者への依頼や、リユースショップの出張買取を並行して検討すると間に合わせやすくなります。


ミキサーの処分は「パーツで分ける」「サイズを測る」「刃は包んで表示する」の3点を押さえれば、それほど難しいものではありません。横浜市と名古屋市でこれだけ出し方が違うように、分別は住んでいるまちのルールが起点になります。この記事を片手に、まずはお住まいの自治体の分別検索で品名を引くところから始めてみてください。

家財をまとめて処分したいときは、こちらも参考にしてください。

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