マットレスの処分方法5選|サイズ別費用相場とスプリング処理の壁【2026年版】

「マットレスだけ処分したい」「ベッドフレームは残してマットレスを買い替え」「自治体に出せるか不安」──マットレスは大型・重量・スプリング廃棄の3つの壁があり、ベッドフレームより処分難易度が高いケースが多い品目です。本記事ではマットレスの処分方法5つを中立比較し、サイズ別費用相場・スプリング処理ルール・衛生面の注意点まで2026年最新版で網羅解説します。

目次

30秒早見表:マットレス処分の5つの選択肢

方法費用感手間適合ケース
① 自治体粗大ごみ800〜2,500円大(運搬・スプリング確認)ノンコイル・1階・運搬可能
② 不用品回収業者直接3,000〜10,000円大型・上階・スプリング入り
③ マッチングサイト3,000〜8,000円小〜中料金比較したい
④ 引っ越し業者引取2,500〜8,000円小(引越同時)引越と同タイミング
⑤ マットレス専門店の引取新規購入で無料〜数千円小(買い替え同時)買い替え・人気ブランド

マットレスは衛生面の問題で個人譲渡・売買の需要が低いため、ベッドフレームと違って譲渡ルートはあまり期待できません。買い替え同時の専門店引取が手間少なく、それ以外は業者依頼が現実的です。

マットレス処分の3つの壁(サイズ・重量・スプリング)

壁①:サイズ(折り畳めない)

  • シングル:幅97cm × 長195cm
  • セミダブル:幅122cm × 長195cm
  • ダブル:幅140cm × 長195cm
  • クイーン・キング:幅160cm以上

長さ約2mで折り畳めないため、玄関扉・階段・エレベーターの通過に苦労するケースが多発します。

壁②:重量(10kg〜40kg)

ノンコイル(ウレタン・低反発):10〜20kg。スプリング入り:20〜40kg。ダブル以上のスプリングマットレスは1人で持ち上げ困難なケースが多く、運搬には2人以上必要です。

壁③:スプリング廃棄ルール

スプリング(ポケットコイル・ボンネルコイル)入りマットレスは金属を含むため、自治体によっては粗大ごみで回収不可のケースがあります。お住まいの自治体粗大ごみ受付センターで「スプリング入り」と伝えて確認してください。

※関連記事:ベッドフレームの処分とセットで考える場合はベッドの処分方法6選|マットレスとフレームの個別対応・スプリング廃棄、他の不用品もまとめて処分する場合は不用品処分の全選択肢|自治体回収・業者依頼・マッチング・個人譲渡を徹底比較を参照してください。

方法①:自治体粗大ごみ(スプリング有無で対応が違う)

料金が最も安い選択肢ですが、スプリングの有無で対応が変わるのがマットレスの特殊な点。ノンコイルは大半の自治体で粗大ごみ可、スプリング入りは要事前確認です。

費用と申し込み手順

  • シングルマットレス:800〜1,500円
  • ダブル以上:1,200〜2,500円
  • 申し込み:自治体Web or 電話 → 粗大ごみ処理券購入 → 指定日に集積所
  • 回収日:申し込みから2〜3週間先が多い

スプリング入りの対応パターン

  • A:通常の粗大ごみで対応可(多くの自治体)— 処理券を貼って集積所
  • B:別ルート指定(一部自治体)— 指定の処理施設へ持込 or 別申込み
  • C:回収不可(少数自治体)— 不用品回収業者へ依頼が必要

方法②:不用品回収業者への直接依頼

大型マットレス・スプリング入り・上階からの搬出が必要な場合に向いた方法。運搬・廃棄まで業者が一括対応するため、手間はほぼゼロ。「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者を選んでください。

費用と流れ

  • シングル:3,000〜6,000円
  • ダブル:5,000〜8,000円
  • クイーン・キング:7,000〜10,000円
  • 階段運搬・厚みのあるマットレスで追加料金あり

業者選びの3つのチェックポイント

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可番号を会社サイトに明記しているか(自治体名+許可番号で検索すれば実在確認できます)
  • 出張見積もりが無料か(搬出経路の現地確認をしてから料金が確定する業者が安心)
  • 口コミ件数が一定数あるか(少なすぎる業者は実態不明・大手集約サイトでの評価を確認)

方法③:マッチングサイト経由(くらしのマーケット・エコノバ等)

不用品回収マッチングサイトを使えば、複数業者の料金を比較してから1社に依頼できます。マットレス単品でも依頼可能です。

主要マッチングサイト3社

3社の使い分け

  • 業者プロフィール・口コミを見てから1社に絞りたい → くらしのマーケット
  • 複数社の料金を一気に比較してから決めたい → エコノバ
  • 地方在住で対応業者が限られる → ECOクル(地方対応に強み)

方法④:引っ越し業者の引取オプション

引っ越し時にマットレスも処分したい場合、引っ越し業者の「不用品引取オプション」を使う方法。引越と同タイミングで撤去できるため別途業者を手配する手間が省けます。

引越業者引取が向く人・向かない人

  • 向く:引越当日に一括で済ませたい/搬出が大変な階段上階/処分品が複数ある
  • 向かない:処分費用を最小化したい(自治体粗大ごみより割高)/マットレス1点のみ(不用品回収業者の方が安いケースが多い)

方法⑤:マットレス専門業者・販売店の引取

新しいマットレスを購入する場合、販売店の引取サービスが利用できることがあります。買い替え同時で手間が最小かつ、配送と同日対応のため引越や買い替えのタイミングに合わせやすい選択肢です。

主要販売店の引取サービス例

  • 大型寝具専門店(フランスベッド・東京ベッド等):新規購入で同時引取(無料〜数千円)
  • ホームセンター・家具店(ニトリ・IKEA・無印良品等):店舗による(要問い合わせ)
  • マットレスサブスク(D2C系):新規購入時に引取オプション付き

引取依頼時に確認したい3点

  • 新品購入が条件か(同等サイズ・同等価格帯の購入が条件のことが多い)
  • 引取料金は配送料に含まれるか別建てか(無料表記でも配送オプション扱いで実質有料の例あり)
  • 古いマットレスの梱包・搬出は誰がやるか(自分で玄関先まで運ぶ条件の店舗もあり)

5つの方法を費用・スピード・手間で比較

方法シングル総額目安処分までの期間手間
① 自治体粗大ごみ800〜1,500円申込から2〜3週間大(運搬)
② 不用品回収業者直接3,000〜6,000円最短当日
③ マッチングサイト3,000〜6,000円1〜数日小〜中
④ 引っ越し業者引取2,500〜6,000円引越同日
⑤ 専門店引取(新規購入時)0円〜数千円配送日に同時

あなたに向いた方法はこれ

  • 費用を最優先したい(時間と手間に余裕あり) → ① 自治体粗大ごみ
  • マットレス1点だけ最短で片付けたい → ② 不用品回収業者直接
  • 複数業者の料金を比較してから決めたい → ③ マッチングサイト
  • 引越と同時に片付けたい → ④ 引っ越し業者引取
  • 新しいマットレスへ買い替える → ⑤ 専門店・販売店引取

マットレス処分時の注意点(衛生・搬出経路・スプリング)

衛生面:個人譲渡・売買は需要低い

マットレスは直接肌に触れる寝具で、ダニ・汚れ・におい・寝跡などの衛生面リスクがあり、ジモティーやメルカリでの引取需要は他の家具より大幅に低くなります。状態が極めて良好でも数百円〜数千円程度の取引相場です。

搬出経路:玄関扉・階段・エレベーター

マットレスは折り畳めず搬出経路がボトルネックになりがち。玄関扉幅80cm未満・狭い階段・小型エレベーターでは搬出困難なケースがあります。事前に搬出経路の写真を業者に共有してください。

スプリング処理:違法業者の「無料回収」に注意

スプリング入りマットレスは金属スクラップとして売却できる場合があり、違法業者が「無料回収」「なんでも回収」と謳って引き取った後に、「現金即買取」を装ってスクラップ業者へ転売するケースが報告されています。引き取り後の不法投棄リスクも含めて、許可業者を選んでください。

よくある質問(FAQ)

Q1:スプリングを自分で取り出して金属ごみで出せる?

A:理論的には可能ですが、専用工具(電動カッター・ペンチ等)と相当な手間が必要。怪我のリスクも高く、現実的ではありません。スプリング廃棄の自治体ルールに従うか業者依頼が安全です。

Q2:マットレスを切断して燃えるごみで出せる?

A:ノンコイルなら自治体によっては可能(切断サイズの規定あり)。ただし切断作業の手間と袋詰めの大変さを考えると、粗大ごみ処理が現実的です。

Q3:シミ・汚れがあるマットレスでも引き取ってもらえる?

A:処分目的なら状態は問われず引き取り可能。買取・譲渡を狙う場合はシミ・汚れがあると不可になります。マットレスは買取相場が低いため処分一択で考えるのが現実的です。

Q4:マットレスとベッドフレームを同時に処分したい

A:自治体粗大ごみなら別品目で同日申し込み可能。業者依頼ならセット料金になることが多くお得。詳細はベッドの処分方法6選を参照してください。

Q5:マンション上階からの搬出は?

A:エレベーター利用可なら追加なしが多い。階段運搬は1階あたり1,000〜3,000円の追加料金が発生する業者があります。マットレスは折り畳めないため、エレベーターのサイズが入らないケースもあり、事前確認が必要です。

Q6:複数のマットレスをまとめて処分したい

A:不用品回収業者の軽トラ・2tトラック積み放題プランがお得。シングル3枚程度なら20,000〜30,000円程度で一括処分可能です。

Q7:マットレスサブスクの返却引取は処分扱い?

A:サブスク(NELL・コアラマットレス等)は契約期間後の返却で運営側が回収・処分するため、利用者側の処分は不要なケースが多いです。契約内容を確認してください。

Q8:賃貸退去時のマットレス処分は?

A:退去日までに処分が必要。引っ越し業者の引取オプション・マッチングサイト経由・自治体粗大ごみ(早めの予約)の3択。日程に余裕を持って2-3週間前から計画してください。詳細は引っ越し時の不用品処分完全ガイドを参照。

Q9:マットレス専門店の引取は他社製でも可能?

A:基本は新規購入時の引取オプションなので、自社製・他社製を問わず対応するのが一般的。ただし配送可能エリア・サイズ条件があるため、注文前に確認してください。

Q10:低反発マットレスの処分は何が違う?

A:低反発ウレタンは金属を含まないため、スプリング入りより処分しやすい。多くの自治体で粗大ごみ可、業者依頼も追加料金なしのケースが多いです。

まとめ|マットレス処分の選び方フローチャート

  • ノンコイル・1階・運搬可能 → ① 自治体粗大ごみ(最安)
  • スプリング入り・上階・大型 → ② 不用品回収業者直接 or ③ マッチングサイト
  • 引っ越しと同タイミング → ④ 引っ越し業者の引取オプション
  • 新規マットレスを購入 → ⑤ マットレス専門店・販売店の引取(買い替え同時)
  • 違法業者の「無料回収」 → ❌ 廃棄物処理法違反のリスクがあり避ける

マットレスはサイズ・重量・スプリング廃棄ルールの3つの壁を事前に把握すれば、当日のトラブルを大幅に減らせます。買い替え同時の引取が最も手間少なく、それ以外は許可業者を選んで安全に処分してください。

fuyouhin-kaiketsu

引越し・遺品整理・大掃除のシーンに合わせた不用品回収業者を中立的に比較・解説。実際の見積もり調査・口コミ収集をベースに「失敗しない業者選び」を発信しています。