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炊飯器の買い替えや引っ越しで、古い炊飯器の捨て方に迷っていませんか。炊飯器はエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の「家電リサイクル法4品目」ではなく、小型家電リサイクル法の対象です。そのため一律のリサイクル料金はかからず、自治体の不燃ごみや回収ボックスを使えば無料で手放せることもあります。一方で、サイズが30cmを超えると粗大ごみになったり、内釜と本体で分別が分かれたり、時計用のリチウム電池に注意が要る機種があったりと、炊飯器ならではの確認ポイントもあります。この記事では、炊飯器の処分方法を6つに整理し、処分前の準備から高級モデルの買取相場まで、まとめて解説します。
炊飯器の処分方法は大きく6つ
炊飯器の主な処分方法は次の6つです。サイズ・状態・製造年によって向き不向きが変わります。前述のとおり炊飯器は小型家電リサイクル法の対象で、家電リサイクル法の4品目ではないため、冷蔵庫や洗濯機のようなリサイクル料金は発生しません。
- 自治体の不燃ごみ・金属ごみに出す(30cm以下目安・無料)
- 自治体の粗大ごみに出す(30cm超・処理券数百円〜)
- 小型家電回収ボックスに入れる(無料・投入口に入る大きさ)
- 家電量販店の引き取り・下取りを使う(1,100円目安)
- 売る・譲る(買取・フリマ・ジモティー)
- 不用品回収業者に依頼する(複数品・搬出)
同じキッチン家電では、電子レンジの処分方法や電気ケトル・電気ポットの処分方法、トースターの処分方法、ホットプレートの処分方法もあわせて片付けると効率的です。処分方法全体を比べたい方は不用品の処分方法を比較したまとめ記事もご覧ください。まずは「何ごみになるか」の確認から見ていきましょう。
まず確認:炊飯器は何ごみ?自治体で3パターンに分かれる
炊飯器のごみ区分は自治体によって異なり、大きく3パターンあります。①不燃ごみ(燃えないごみ)として収集、②「小さな金属類」など金属系の区分で収集(横浜市はこのパターン)、③小型家電として拠点回収。多くの自治体の品目一覧には「炊飯器」が個別に載っているので、お住まいの自治体のホームページや分別アプリで確認するのが近道です。
分かれ目になるのがサイズです。多くの自治体では一辺30cm以下なら不燃ごみ、30cmを超えると粗大ごみという基準を採用しています。注意したいのは5.5合炊きのIH炊飯器で、幅は25cm前後でも奥行きが30cmを超える機種が珍しくなく、ちょうど境界線上にあります。「5.5合だから不燃ごみで大丈夫」と思い込まず、幅・奥行き・高さを実測してから出し方を決めましょう。一升炊きや圧力IHの上位機は粗大ごみ側になりやすいサイズ感です。
【準備】処分前にやること(内釜の分別・リチウム電池・清掃)
1つ目は内釜・内蓋の分別です。本体と内釜を同じ区分で出せる自治体(横浜市は本体・内釜とも「小さな金属類」)もあれば、本体は小型家電・内釜は金属ごみと分けて出す自治体もあります。買い替えで「内釜だけ捨てたい」という場合も、内釜単体は金属系の区分になるのが一般的です。フッ素コートや土鍋系の内釜は扱いが変わることもあるため、迷ったら品目一覧で「内釜」「鍋」を引いてみてください。
2つ目はリチウム電池です。炊飯器には時計表示を保つための小さなリチウム電池を内蔵している機種があり、自治体によっては取り外してから出すよう案内されています。取り外した電池は発火防止のため端子をテープで絶縁し、電池の回収ルートへ。ただし、電池が基板の奥にあって簡単には外せない機種も多くあります。工具でこじ開けるとケガや破損のもとになるので、無理に分解せず、外せない場合の出し方を自治体に確認すれば大丈夫です。
3つ目は清掃です。ごみとして出す場合も、内釜のご飯粒や水分は取り除いておきましょう。売る・譲る場合は、内釜・内蓋・パッキンを洗い、外側の汚れと蒸気口を拭き取り、しゃもじ・計量カップ・電源コードなどの付属品をそろえておくと査定や受け渡しがスムーズです。
【方法1】自治体の不燃ごみ・金属ごみに出す(30cm以下目安・無料)
一辺30cm以下の炊飯器なら、不燃ごみ(自治体によっては「小さな金属類」などの金属系区分)として収集日に出せます。費用はかからず、指定袋に入れて出すだけなので、3合炊きなどコンパクトな機種ではいちばん手軽な方法です。電源コードは本体に巻きつけるか束ねて一緒に出します。内釜を別区分にする自治体では、本体と内釜を分けて出しましょう。
【方法2】自治体の粗大ごみに出す(30cm超・処理券数百円〜)
30cmを超える炊飯器は粗大ごみです。電話やインターネットで収集を申し込み、コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入して貼り、指定日に出します。料金は数百円程度の自治体が多めですが、金額と受付方法は自治体ごとに違うため、最新の案内を確認してください。一升炊き・大型のスチーム機・業務用に近いサイズはこのルートになりやすいです。持ち込み処分(自己搬入)を受け付けている自治体なら、収集より安くなることもあります。
【方法3】小型家電回収ボックスに入れる(無料・公共施設や量販店)
市役所・区役所・スーパー・家電量販店などに設置されている小型家電回収ボックスに、投入口に入るサイズの炊飯器なら入れられます。費用はかからず、回収された小型家電は金属資源としてリサイクルされます。投入口の大きさは設置場所によって異なるため、3〜5.5合の標準的な炊飯器が入るかは現地の表示で確認を。対象品目を自治体サイトで公開している場合も多いです。電気ケトル・電気ポットと同じ小型家電ルートなので、キッチンの小型家電をまとめて持ち込むと一度で片付きます。
【方法4】家電量販店の引き取り・下取りを使う(1,100円目安)
ヤマダデンキ・ケーズデンキ・ヨドバシカメラなどの家電量販店は、小型家電の有料引き取りを行っています。炊飯器は店頭持ち込みで1,100円前後が目安で、宅配回収だと2,200円程度かかる例もあります。買い替えと同時なら、配送時に引き取ってもらえる場合や、下取りキャンペーン(ヤマダデンキ・ノジマで実施例あり)で値引きにつながる場合もあります。料金や条件は店舗・時期によって変わるため、購入前に確認しておくと安心です。
【方法5】売る・譲る(買取・フリマ・ジモティー)
まだ使える炊飯器、特に製造5年以内の人気モデルは、買取やフリマで値がつく可能性があります。リサイクルショップや家電買取専門店なら査定は無料のところが多く、宅配買取に対応する店もあります。普及価格帯のマイコン式は数百円〜数千円程度ですが、後述する高級モデルは数万円の例もあり、量販店に1,100円払って引き取ってもらう前に、一度査定に出して比べる価値があります。
フリマアプリは自分で値付けできる反面、炊飯器は重さがあるため送料と梱包の手間を見込んでおきましょう。ジモティーなどの地元掲示板なら直接引き渡しで送料がかからず、急ぎの処分にも向きます。いずれも内釜のコーティングの状態がよく見られるポイントなので、写真は内釜を含めて撮るのがコツです。
【方法6】不用品回収業者に依頼する(引っ越しなどでまとめて)
引っ越しや大掃除で、炊飯器のほかにも電子レンジ・棚・布団など処分したいものが多いときは、不用品回収業者にまとめて依頼すると、分別や搬出まで一度に済みます。炊飯器1点だけの依頼では割高になりやすいので、複数品をまとめるのが基本です。日時指定や即日対応など、自治体収集にはない柔軟さもあります。
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高級炊飯器の買取の目安(象印・タイガー・パナソニック・バーミキュラ)
炊飯器の買取で値が伸びるのは、各メーカーの上位シリーズです。象印の「炎舞炊き」や「極め炊き」上位機は、未使用〜美品で数万円(買取店の価格表では6万円台の例も)になることがあります。タイガーの「土鍋ご泡火炊き」、パナソニックの「おどり炊き」シリーズ、バーミキュラのライスポットも中古需要が安定しており、状態がよければ数千円〜数万円の査定例があります。
査定額は型番・製造年・内釜のコーティングの状態・付属品のそろい具合で変わります。製造5年以内が買取の目安とされることが多く、年式が新しいほど有利です。同じ機種でも店によって金額に差が出るため、2〜3社で比べてから決めるのがおすすめです。
炊飯器の状況別・最適な処分方法(早見表)
| 炊飯器の状況 | 向いている方法 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 30cm以下・壊れている | 不燃ごみ/小型家電回収ボックス | 無料 |
| 30cm超・壊れている | 粗大ごみ | 数百円〜 |
| 製造5年以内・人気モデル | 買取査定→フリマ | 収入になる可能性 |
| 買い替えと同時 | 量販店の引き取り・下取り | 1,100円前後〜 |
| 引っ越しなどで他の品もまとめて | 不用品回収業者 | 見積もりによる |
迷ったら「まだ使えるか」「30cmを超えるか」の2点で絞り込むとスムーズです。使える炊飯器に処分費用をかける前に、査定や譲渡の選択肢を先に検討しましょう。
よくある質問
炊飯器は何ごみですか?
自治体によって、不燃ごみ・小さな金属類・小型家電(拠点回収)の3パターンに分かれます。一辺30cmを超える場合は粗大ごみになる自治体が多めです。お住まいの自治体の品目一覧で「炊飯器」を確認してください。
内釜だけ捨てたいときはどうすればいいですか?
内釜単体は金属系の区分(小さな金属類・不燃ごみなど)で出すのが一般的です。本体と内釜で区分が分かれる自治体もあるため、品目一覧で「内釜」または「鍋」を確認しておくと安心です。
壊れた炊飯器でも売れますか?
通電しない・エラーが出る炊飯器の買取は難しいことが多いです。高級モデルであれば部品取りとしてフリマで売れる例もありますが、状態の明記が前提です。基本は不燃ごみ・粗大ごみ・回収ボックスでの処分を考えましょう。
ガス炊飯器はどう処分しますか?
ガス炊飯器もサイズに応じて不燃ごみ・粗大ごみで処分できる自治体が多いです。出す前にガスホースを外し、ガス栓を閉めてください。都市ガス用とプロパン用があるため、譲渡する場合はガス種の一致確認が欠かせません。業務用の大型機は事業系の扱いになることがあります。
内蔵のリチウム電池はどうすればいいですか?
取り外しを求める自治体では、外した電池の端子をテープで絶縁し、電池回収(販売店の回収缶や自治体の有害ごみなど)へ出します。簡単に外せない機種は無理に分解せず、そのまま出してよいか自治体に確認してください。
まとめ:30cmの実測と「売れるか」の確認から始めよう
炊飯器は小型家電リサイクル法の対象で、リサイクル料金なしで処分できる家電です。費用を抑えるなら、まず幅・奥行き・高さを実測し、30cm以下なら不燃ごみか回収ボックス(どちらも無料)、超えるなら粗大ごみが基本ルート。製造5年以内の人気モデルなら、処分の前に買取査定で値段を確かめるのがおすすめです。引っ越しなどで他の不用品もまとめて手放すなら、見積もりを比べたうえで回収業者も選択肢になります。処分方法の比較記事もあわせて参考にしてください。