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夏が終わって扇風機やサーキュレーターをしまうとき、「古くなったから処分したい」「買い替えで不要になった」という場面が出てきます。扇風機はモーターや羽根、ガード、ポールなど複数のパーツからできていて、自治体によって一般ごみ・小型家電・粗大ごみのどれになるかが変わるため、「何ごみで捨てればいいの?」と迷いやすい品目です。
この記事では、扇風機・サーキュレーターの処分方法を6通りに整理し、費用の目安、小型家電リサイクル、解体時の分別、買取相場までまとめて解説します。あわせて、充電式のハンディファンに多いリチウムイオン電池の火災リスクと安全な手放し方にも触れます。自分に合った方法を選んでいきましょう。
扇風機を処分する前に確認すること
扇風機をスムーズに手放すために、まず次の3点を整理しておきましょう。
1. 自治体での分類を確認する
扇風機が「一般ごみ(不燃ごみ)」「小型家電」「粗大ごみ」のどれにあたるかは、お住まいの自治体のルールによって異なります。同じ扇風機でも、サイズや地域によって扱いが変わるため、まずは自治体のホームページで確認しておくと、無駄な費用や手間を避けられます。
2. 充電式・電池内蔵かどうか
コンセント式の扇風機と違い、充電式のハンディファンや一部のコードレス扇風機はリチウムイオン電池を内蔵しています。電池の有無で処分ルートが大きく変わるため、事前に確認しておきましょう。くわしくは後の章で解説します。
3. メーカー・状態
ダイソンやバルミューダなどの人気メーカー、DCモーター搭載モデルは、中古でも需要があります。動作するか、羽根やガードに割れがないか、リモコンや箱などの付属品がそろっているかを確認しておくと、売る・譲るの判断がしやすくなります。
【方法1】自治体の粗大ごみに出す(費用の目安)
多くの自治体では、扇風機は粗大ごみとして出せます。処理手数料の目安は300〜500円程度で、地域によって異なります。サイズの小さい卓上タイプは、不燃ごみとして指定の袋に入れて出せる自治体もあります。
手順は、粗大ごみ受付センターに電話または申し込みサイトで予約し、手数料分の粗大ごみ処理券(シール)を購入して貼り、指定日に指定場所へ出す、という流れです。料金や分別ルールは地域で異なるため、申し込みの際に確認しておきましょう。クリーンセンターへ自分で持ち込むと、手数料が安くなる自治体もあります。
【方法2】小型家電リサイクル(回収ボックス)で出す
扇風機は、小型家電リサイクル法の対象品目として、自治体の専用回収ボックスや回収拠点で受け付けている場合があります。回収ボックスに入るサイズであれば、無料で出せることが多いのが利点です。市役所や公共施設、一部の家電量販店などに設置されていることがあります。
ただし、ボックスの投入口に入らない大きさの扇風機は対象外になることがあり、その場合は粗大ごみや解体での処分に切り替える必要があります。回収ボックスの設置場所や受け入れサイズは自治体によって違うので、事前に確認してから持ち込みましょう。
【方法3】解体して不燃・可燃ごみに出す(分別の注意点)
手間はかかりますが、解体して家庭ごみに出せば、費用を抑えて処分できる場合があります。扇風機は、羽根やガードのプラスチックは不燃ごみや可燃ごみ、ポールや金属部分は不燃ごみ、というように素材ごとに分けられます。一辺がおおむね30cm以下になるように分解すれば、家庭ごみとして出せる自治体もあります。
注意したいのは、モーター部分です。モーターや基板を含む部分は、普通ごみに混ぜず、自治体の指定ルート(不燃ごみや小型家電回収)に出してください。電源コードは束ねて分け、リモコンの電池があれば取り外します。また、解体して小さくしても元のサイズで粗大ごみと判定する自治体もあるため、分解前にルールを確認しましょう。プラスチックを割る作業ではけがをしやすいので、軍手を着けて慎重に進めてください。
【方法4】リサイクルショップ・買取に出す
製造年が新しく、きちんと動く扇風機は、リサイクルショップや家電買取業者で売れることがあります。とくにダイソンの羽なし扇風機、バルミューダのGreenFanシリーズ、無印良品などの人気モデルや、DCモーター搭載モデルは値がつきやすい傾向です。店頭買取のほか、大きいものは出張買取を選ぶと運ぶ手間が省けます。
一方で、ACモーターの普及モデルや、製造から年数が経ったもの、羽根に割れや汚れがあるものは、買取がつきにくい点に注意が必要です。査定では、製造年の新しさ、動作状況、付属品の有無が評価されます。具体的な相場は後の章で紹介します。
【方法5】フリマアプリ・オークション・譲渡で手放す
メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ネットオークションは、自分で価格を決めて売れる方法です。人気メーカーやDCモーターのモデルは、買取業者より高く売れることもあります。メーカー・型番・製造年・動作状況を写真と説明文でしっかり伝えると、購入につながりやすくなります。送料が高くなりやすい点には注意し、価格に含めて設定しましょう。
売るほどではないけれどまだ使えるものは、必要としている知人に譲ったり、ジモティーのような地域の掲示板サービスで引き取り手を探したりする方法もあります。手渡しを前提にすれば送料の負担もありません。譲る前には羽根やカバーのほこりを拭き取り、動作を確認しておくと、気持ちよく使ってもらえます。
【方法6】不用品回収業者に依頼する
「自分で運ぶのが大変」「扇風機以外の季節家電もまとめて片付けたい」という場合は、不用品回収業者に依頼する方法が便利です。自宅まで引き取りに来てくれるため、運び出しの手間がかかりません。エアコンやこたつ、石油ストーブなど、ほかの季節家電と一緒に回収してもらえるのも利点です。状態のよいものは買取に対応する業者もあり、処分費と相殺できることもあります。
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扇風機や季節家電をまとめて引き取ってほしい方へ(関東エリア)
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ハンディファン・充電式扇風機の電池に注意
充電式のハンディファンやコードレス扇風機の多くは、リチウムイオン電池を内蔵しています。この電池を普通ごみに混ぜて捨てると、ごみ収集車や処理施設で押しつぶされた際に発火・発煙する事故が起きており、各地で火災の原因になっています。安全のため、電池の扱いには十分な注意が必要です。
処分するときは、電池が取り外せるタイプなら本体から外し、家電量販店やホームセンターに設置された充電式電池の回収ボックス(JBRCの回収拠点など)に出すのが基本です。電池が外せない一体型は、自治体の小型家電回収や、危険物・有害ごみとしての出し方を案内している場合があるため、お住まいのルールを確認してください。膨らんでいる・熱を持つ電池は無理に扱わず、自治体や販売店に相談しましょう。
扇風機・サーキュレーターの買取相場
扇風機の買取相場は、メーカーやモデルによって幅が大きく、一般的なモデルは数百円程度、人気の高性能モデルでは6,000〜45,000円ほどになることもあります。サーキュレーターは1,000〜15,000円前後が目安です。タイプ別の傾向は次のとおりです。
- ダイソン(羽なし扇風機):ブランド力が高く、製造から年数が経っていても比較的高く評価される傾向です。
- バルミューダ(GreenFanシリーズ):省エネ・静音性が評価され、中古でも高値で取引されるモデルがあります。
- DCモーター搭載モデル:省エネ・静音性から、ACモーターモデルより査定額が高くなりやすい傾向です。
- ACモーターの普及モデル:流通量が多く、買取がつきにくいことがあります。
製造年が新しいものほど高く評価されやすいのが一般的です。あくまで目安であり、実際の金額は時期や店舗、在庫状況で変わるため、複数の業者で査定を比べると相場感がつかみやすくなります。
扇風機を高く売る・気持ちよく譲るコツ
同じ扇風機でも、ちょっとした準備で査定額や譲りやすさが変わります。次のポイントを押さえておきましょう。
1. シーズン前(初夏)に売る
扇風機は需要に季節性があり、本格的に使い始める初夏に売ると高く評価されやすくなります。不要と決めたら、シーズンの少し前を狙って早めに動くとよいでしょう。
2. 付属品をそろえる
リモコン、取扱説明書、元箱などの付属品がそろっていると、再販価値が高まり査定額アップにつながります。羽なしタイプは安全カバーやスタンドなども確認しておきましょう。
3. 羽根・ガードを掃除する
羽根やガードにたまったほこりを拭き取り、清潔な状態にしておきます。見た目の印象は、買取でも譲渡でも評価に影響します。
注意:違法な「無料回収」業者に気をつける
「無料で回収します」とうたいながら、軽トラックで巡回したり、チラシを配ったりする業者の中には、自治体の許可を得ていない違法な事業者が混じっていることがあります。あとから高額な料金を請求されたり、回収した不用品が不法投棄されたりするトラブルも報告されています。
不用品回収を頼むときは、一般廃棄物収集運搬の許可や古物商の許可があるか、料金体系が明確か、会社の所在地や連絡先がはっきりしているかを確認しましょう。見分け方は、悪質な不用品回収業者の見分け方でくわしく解説しています。あわせて、各方法の費用や手間を比べたい方は不用品の処分方法の比較も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 扇風機は何ごみで捨てればよいですか?
自治体によって、一般ごみ(不燃ごみ)・小型家電・粗大ごみのいずれかになります。粗大ごみの手数料は300〜500円程度が目安です。小型家電回収ボックスに入るサイズなら無料で出せる場合もあるため、お住まいのルールを確認してください。
Q2. ハンディファンはそのまま捨ててよいですか?
充電式のハンディファンはリチウムイオン電池を内蔵していることが多く、普通ごみに混ぜると発火事故の原因になります。電池が外せるものは外して回収ボックスへ、外せないものは自治体の指定ルートに従って処分してください。
Q3. 解体して燃えるごみに出せますか?
羽根やガードは不燃ごみや可燃ごみ、ポールは不燃ごみが一般的です。ただしモーターや基板を含む部分は普通ごみに混ぜず、不燃ごみや小型家電回収に出してください。30cm以下にしても粗大ごみ扱いの自治体もあるため、事前に確認しましょう。
Q4. 古い扇風機でも売れますか?
ダイソンやバルミューダなどの人気メーカー、DCモーターモデルは、年数が経っていても買取がつくことがあります。一般的なACモーターの古いモデルは値がつきにくいため、小型家電回収や粗大ごみでの処分を検討しましょう。
Q5. 他の季節家電もまとめて処分できますか?
不用品回収業者なら、エアコンやこたつ、石油ストーブなどもまとめて回収してもらえます。買取に対応する業者であれば、状態のよいものは買い取ってもらえる場合もあります。
まとめ
扇風機・サーキュレーターの処分は、まず自治体での分類(一般ごみ・小型家電・粗大ごみ)を確認し、充電式のものは電池の扱いに注意することが大切です。状態がよく年式が新しいものは、ダイソンやバルミューダ、DCモーターモデルを中心に、買取やフリマ、譲渡で手放せます。古いものや動かないものは、小型家電回収、自治体の粗大ごみ、解体して家庭ごみ、不用品回収業者などで処分してください。
季節家電をまとめて整理するなら、エアコンの処分方法やこたつの処分方法、石油ストーブ・ファンヒーターの処分方法、加湿器・除湿機の処分方法、空気清浄機の処分方法もあわせて確認すると効率的です。引っ越しにあわせて片付けるなら引っ越しの不用品処分も参考に、あなたの状況に合った方法で進めましょう。